阿武火山群とは? わかりやすく解説

あぶ‐かざんぐん〔‐クワザングン〕【阿武火山群】

読み方:あぶかざんぐん

山口県北西部にある独立単成火山群大島笠山伊良尾山など、萩市阿武町山口市分布する40小規模な溶岩台地スコリア丘から成る


阿武火山群(山口県)

 112m 緯度342658度 経度1312406秒  (笠山) (世界測地系



概 要

 阿武火山群は、山口県北西部萩市阿武町阿東町分布する40あまりの火山体から構成されている。阿武火山群の活動は、約200万年前~150万年前の前期と約80万年以降後期区分される前期活動溶岩台地形成したアルカリ玄武岩活動である。後期の活動では、アルカリ玄武岩溶岩台地、川を流れ下った溶岩流スコリア丘形成した。約40万年前からはじまったカルクアルカリ安山岩デイサイト活動は、溶岩台地溶岩平頂丘)を形成した(角縁・永尾1993)。

最近1万年間の火山活動

 最新の噴火は、萩市笠山起こった。約11000年前には玄武岩安山岩溶岩台地形成され、約8800年前には宇生賀(うぶか)溶岩流流出3000年前にはストロンボリ式噴火スコリア丘形成された(永尾半田1985永尾ほか,2001)。

 現在は、噴気活動認められない


火山活動の記録



日本活火山総覧第2版)(気象庁編、1996)およびその後火山観測成果よる。


阿武火山群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/23 06:31 UTC 版)

座標: 北緯34度26分58秒 東経131度24分07秒 / 北緯34.44944度 東経131.40194度 / 34.44944; 131.40194[1]阿武火山群(あぶかざんぐん)は、山口県萩市にある独立単性火山群である。気象庁火山噴火予知連絡会による活火山の再定義に伴い、2003年(平成15年)に活火山に指定された。




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