鉄鋼人(てっこうど)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 16:23 UTC 版)
「GAD GUARD」の記事における「鉄鋼人(てっこうど)」の解説
GADから生まれる人型ロボット状の機械。GADが発動した時に、周囲の車などの工業製品や、機械部品を取り込むことで生み出されるが、持ち主の性格や願望を反映したような形や特徴になる。 持ち主が手で直接触れる事で起動し、目が光ってエンジン音のようなものが鳴る。性能については各個体で異なるが、鉄重機やビルをパンチ一発で破壊できるほどの強いパワーを持っている。肩に乗るなどして操作するが、多少は離れても動かすことはできる模様。基本的に持ち主の命令に従って行動するが、持ち主を危険から庇うなど、ある程度自律した行動をとることもある。破壊されても、適当な機械部品をあてがうことで自動的に修復される。 その形態や特徴は持ち主の心のありようで変化し、特に攻撃的な感情が強くなった時に外見が変わったり、新たな能力が備わることがある。また、鉄鋼人になっても、持ち主の操る能力が低い(心のありようが弱い)と心身を蝕ばみ、やがて制御不能な亜鉄鋼人になってしまう例もあるようである。 劇中の一般社会では、引っくるめて鉄重機と呼ばれていることが多い。 名前の由来は、すべて第二次世界大戦中に活躍した戦闘機から。 ライトニング ハジキの鉄鋼人。名前の由来はP-38。首周りを覆う気筒(襟巻きのマフラーと消音装置のマフラーをかけた洒落である)が大きな特徴。立ち膝の状態で水平移動ができる。走・攻・守のバランスに優れている。 ゼロ カタナの鉄鋼人。名前の由来は零戦。頭に垂直尾翼のようなトサカを持ち、他の鉄鋼人に比べて細い体躯が特徴。左腕にリボルバーのシリンダーのような形のガトリング砲を装備している(攻撃時以外はシリンダーの穴から指が出る)。ライトニングと同等のスピードやパワーを持つ。 ハヤテ アラシの鉄鋼人。名前の由来は四式戦闘機。アラシの「空を飛びたい」と言う願望から生まれたことから、頭部にプロペラのブレードがあり、空を自由に飛ぶことができる。ほとんど戦闘には使用されず、アラシの移動手段やライトニングを運んだりするのに使われた。 メッサーシュミット アイコの鉄鋼人。名前の由来はメッサーシュミット Bf109(またはその設計者、企業)。太い首にスパイクのついた肩が特徴で、登場する鉄鋼人の中でも、いかつい外見と高い防御力を持つが、アイコが争いを好まない性格からか、ハヤテ同様戦闘には使用されなかった。また、劇中で唯一消えずに残った。 サンダーボルト タクミの鉄鋼人。名前の由来はP-47。頭に二本の角を持つ。俊敏でジャンプ力にたけており、手から電撃を発することもできる。
※この「鉄鋼人(てっこうど)」の解説は、「GAD GUARD」の解説の一部です。
「鉄鋼人(てっこうど)」を含む「GAD GUARD」の記事については、「GAD GUARD」の概要を参照ください。
- 鉄鋼人のページへのリンク