いでんせい‐しっかん〔ヰデンセイシツクワン〕【遺伝性疾患】
読み方:いでんせいしっかん
遺伝性疾患
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 15:06 UTC 版)
「ラブラドール・レトリバー」の記事における「遺伝性疾患」の解説
大型犬種によく見られる股関節形成不全、肘関節形成不全を発症することがあるが、他犬種に比べるとその割合は低い。 膝蓋骨脱臼 (en:Luxating patella) を起こすことがある。 眼病、とくに進行性網膜萎縮症 (en:progressive retinal atrophy)、白内障、角膜ジストロフィー (en:corneal dystrophy)、網膜形成異常 (en:retinal dysplasia) を発症することがある。 まれにではあるが、遺伝性筋疾患によって速筋線維の欠損症を発症する。初期症状としてぎこちない歩行と、極めてまれにではあるが脊柱後弯に起因する首のねじれがあげられる。 そのほか、発症率は低い症例として、自己免疫疾患、聾などがあげられるが、先天的なものか、あるいは老犬になってから発症することが多い。 遺伝性の運動誘発性虚脱 (en:Exercise-induced collapse) を発症することもあり、軽い運動の後に発熱、虚脱、衰弱、見当識障害といった症状となって現れる。
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