通訳学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 05:14 UTC 版)
通訳者が要請にこたえてじゅうぶんに働くために専門教育が重要であり英語教育のひとつの分野を当てて育てる存在と唱えている。言葉の使い手が生まれ育った文化の特徴をそぎ落とすことが英語をふくむ外国語の教育に可能か、欠かせないものか、英語教育の視点から問い続けてきた。 2003年、戦後の同時通訳者のパイオニアたちにインタビューを始め、そのオーラルヒストリーを博士論文にできないかと考えた。2004年、大学教授として多忙ななかでも学位取得が可能な英国サウサンプトン大学人文学研究科の博士課程に入学。2007年6月、61歳にして通訳学のPh.D.を取得。同年、英語の博士論文を日本の読者向けに書き改めた『通訳者と戦後日米外交』が発刊された。
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