補機
エンジンで駆動させ、エンジンを作動させるために最小限必要な補助機能をもつ機器のこと。オルタネーター、ウオーターポンプ、オイルポンプ、さらにドライサンプエンジンではスキャブエンジンポンプなどであり、これらの補助がなければエンジンを運転することはできない。冷却ファン、エアコンのコンプレッサーやパワーステアリングなどのエンジン以外のシステムを作動させる構成部品はエンジンで直接駆動されるが、エンジン補機とは区別される。
補機
補機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 22:10 UTC 版)
「近鉄30000系電車」の記事における「補機」の解説
補機関係は、本来付随車に取り付けるべきものが、ダブルデッカー車では床下まで客用スペースに取られることから、10100系では付随車である2階建車両への搭載とはならず、隣り合う電動車(モ10300形)に搭載されていた。しかし30000系では2階建車への搭載が実現され、このため電動車は床下スペースを抵抗器等で装備することが可能となり、前述のように12400系と同等の走行性能を確保することが可能となった。2階建車への補機設置は、車高の高いT車の重心を下げる役割も担っている。 電動発電機(日立製作所HG-634-Erb。AC 120 kVA)はサ30150形に、空気圧縮機(三菱電機C-2000)はサ30100形にそれぞれ集約分散搭載されている。
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