粒界酸化とは? わかりやすく解説

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粒界酸化

英語 grain oxidation

炭素鋼低合金鋼ステンレスニッケル合金などの熱処理工程において、金属製品表面層結晶粒界が、熱処理雰囲気中の酸素によって酸化される現象をいう。炉内で鋼材加熱中に鋼材表面から酸素結晶粒界沿って拡散浸透し結晶粒界酸化される。低炭素鋼では500上で起こる現象であり、異常摩耗や異常破損原因のひとつである。その発生を防ぐ手段真空炉を使用する真空熱処理がある。真空焼入れでは、真空中加熱してオーステナイトの状態にした鋼を、不活性ガス窒素によって急速冷却してマルテンサイトの状態を得る焼入れ方法で、真空下で焼き入れするため、脱炭浸炭、粒界酸化のない優れた組織を得ることができる。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。



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