空気熱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/10/15 08:58 UTC 版)
空気熱(くうきねつ、大気熱、aerothermal energy)とは、空気中に熱の形で蓄えられたエネルギーである[1]。
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利用形態
空気熱利用ヒートポンプを用い、室外の大気の熱を移送することで、給湯や暖房に用いる。
再生可能エネルギーとしての分類
空気熱そのものは再生可能なエネルギー源に含められる[1]。ただしそれを利用した空気熱利用ヒートポンプにおいては、性能や利用条件が悪ければ省エネルギーや温暖化ガスの排出量削減にならない場合があり得る。このため欧州連合では、投入したエネルギーよりも十分に大きいエネルギーが得られる等の一定の要件を満たした場合についてのみ、再生可能エネルギーの統計に含めている[2]。空気熱利用ヒートポンプ#他熱源との比較も参照。
参考資料
- ^ a b DIRECTIVE 2009/28/EC OF THE EUROPEAN PARLIAMENT AND OF THE COUNCIL of 23 April 2009 (PDF)
- ^ DIRECTIVE 2009/28/EC OF THE EUROPEAN PARLIAMENT AND OF THE COUNCIL of 23 April 2009 (P.19)(PDF)
関連項目
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空気熱(熱+電力+気化現象→熱、熱+電力+化学エネルギー→熱)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:41 UTC 版)
「再生可能エネルギー」の記事における「空気熱(熱+電力+気化現象→熱、熱+電力+化学エネルギー→熱)」の解説
空気熱ヒートポンプを用いて空気熱を移動させ給湯や冷暖房に用いる。欧州連合では性能等の要件を満たしたものを統計に含める。日本では経済産業省が再生可能エネルギーに分類しているものの統計に含まれていない「空気熱、地中熱、水を熱源とする熱の利用」に関する統計手法の確立に努めている。
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