し‐ぶつ【私物】
わたくし‐もの【私物】
私物
読み方:わたくしもの
- 寛永版の『昨日は今日の物語』に「わたくし物をいかにも見事にしたてて(勃起させての意)……」とあり、又「ある男朝起きて帯をときながらわたくし物を出して火にあたる……」とあり。京吉田の某が邸内の山に松茸の生るを隠し居るとて、細川幽斎の詠める狂歌「松茸のおゆるを隠す吉田殿、わたくし物と人やいふらん」
「わたくし物」とは公(おほやけ)に出せぬ物、即ち隠すべき物と云ふ意の名称なり。 - 私物。男女陰部の隠語。「けしずみ」に「わたくし物ねぶらせたるは余りなればとかう云はれず」とあり。「昨日は今日の物語」に「戸のふし穴よりわたくしものを如何にもみごとにしたててによつと出す」。同書「或る男朝起きて帯をときながらわたくし物を出して火にあたる」とあり。
- 陰部。
- 陰部のこと。
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