寛永
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/03 01:48 UTC 版)
寛永 (かんえい、正体字:寛󠄁永)は、日本の元号の一つ。元和の後、正保の前。1624年から1644年までの期間を指す。この時代の天皇は後水尾天皇、明正天皇、後光明天皇。江戸幕府将軍は徳川家光。
注釈
- ^ 家光の将軍就任に伴う代始改元説は山田忠雄[1]や所功[2]が唱え、佐藤均はあくまでも甲子革令の復活を意図したものとする[3]。久保貴子は江戸幕府が「朝儀復興」を掲げている以上、甲子革令の復活を意図したものと見るべきとした上で、代始改元については江戸幕府の内部でそうした思惑はあったとしても統一した見解になっていたかまでは不明としている[4]。
- ^ 寛永から正保への改元が行われたのはグレゴリオ暦1645年1月13日であり、和暦が新年を迎えないうちに西暦だけが新年を迎えている期間であった。正保元年は西暦1645年1月13日から同1月27日までの短い期間であるため、和暦と西暦を一対一で対応させようとする場合、寛永21年=正保元年=西暦1644年、正保2年=西暦1645年となって実際とはずれが生じる。
出典
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