禰宜とは? わかりやすく解説

ねぎ【×禰宜】

読み方:ねぎ

動詞「ね(労)ぐ」の連用形から》

神社で、宮司(ぐうじ)・(ごん)宮司補佐する職。また、一般に神職総称

昔の神職の一。神主の下、祝(はふり)の上の位。

バッタの別名。


禰宜

読み方:ネギnegi

神職


禰宜

読み方:ネギnegi

神主の下、祝の上位置する神職


ねぎ 【禰宜】

(「祈ぐ」の連用形から)神主の下、祝の上位する神職伊勢神宮では少宮司の次、宮掌の上宮司の命で祭祀奉仕し事務司った一禰宜長官)・二禰宜・三禰宜などがあった。→ 神主

禰宜(ねぎ)

宮司の命を受け社務従事する神職宮司補佐役。

祢宜

読み方:ネギnegi

所在 和歌山県和歌山市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

禰宜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/27 15:22 UTC 版)

禰宜(ねぎ)とは、神職の職称(職名)の一つである。「祢宜」とも書く。今日では、一般神社では宮司の下位、権禰宜の上位に置かれ、宮司を補佐する者の職称となっている。

概要

禰宜の語源は「和ませる」の意味の古語「ねぐ」であり、神の心を和ませてその加護を願うという意味である。古代には、神に祈請を行う者、祭祀に専従する者を指した。古制では神主の下位、(ほうり)の上位に置かれ、また、神職の総称とされたこともあった。賀茂神社松尾社日吉社平野社では禰宜は第一の神職とされ、香取神宮鹿島神宮ではその上に大禰宜が置かれた。明治時代以降は、伊勢神宮官国幣社に禰宜が置かれた。第二次世界大戦後、全ての神社に禰宜を置く現在の制度になった。

禰宜は、年齢的にある程度成熟し、知識や経験が豊富な者が務めることが多く、一般に、祭祀では重要な役割を果たす[1]

「禰宜山伏」という狂言では、伊勢の御師(禰宜)と羽黒山山伏(修験者)が祈祷を競ったところ、祭神(大黒天)が、穏やかな性格の禰宜にひかれていった様子が描かれている[1]

脚注

  1. ^ a b 『神道行法の本』[要ページ番号]

参考文献

  • 『神道行法の本―日本の霊統を貫く神祇奉祭の秘事』学研〈ブックス・エソテリカ〉、2005年2月25日。ISBN 9784056037753 

関連項目


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