短編映画
短編映画(1911年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 22:49 UTC 版)
「リトル・ニモ」の記事における「短編映画(1911年)」の解説
マッケイにより、1911年4月8日に2分の短編映画が作られ、その中に、動くニモも2シーンに登場する。内容は、 葉巻オヤジ(フリップ)と土人(イムプ、『ニモ』より前の作品『ジャングル・イムプ』のキャラクター)が、唐突にケンカしたあと、ニモの左右で縦に延びたり縮んだりする。 そのあと、ニモが女王とドラゴンの口に乗っていなくなる。 別の紳士が、落ちてきた葉巻オヤジと土人につぶされる。 つまり、4シーンがバラバラで、ニモは主人公ではなく、物語にもなっていない。フィルムに直接マッケイが彩色したフルアニメーションで、4千枚の絵をマッケイ自身が描いてコマ撮りしたという。だが、これはマッケイが大げさに言っている。1秒30コマでも枚数の計算が合わない。この作品はマッケイのボードビル(舞台公演)の出し物として製作されたが、映画館でもマッケイが登場する実写部分を追加した上で、『ニューヨーク・ヘラルド紙の人気漫画家ウィンザー・マッケイとその動く漫画(Winsor McCay, the Famous Cartoonist of the N.Y. Herald and his Moving Comics)』の題で上映された。
※この「短編映画(1911年)」の解説は、「リトル・ニモ」の解説の一部です。
「短編映画(1911年)」を含む「リトル・ニモ」の記事については、「リトル・ニモ」の概要を参照ください。
「短編映画」の例文・使い方・用例・文例
- 短編映画のページへのリンク