番長惑星
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『番長惑星』(ばんちょうわくせい)は、週刊少年チャンピオンに連載された石森章太郎の漫画作品。リュウ3部作の最終作品であり、第1作『リュウの道』では未来を、第2作『原始少年リュウ』では過去を、そして本作では現代を舞台としている。
概要
週刊少年チャンピオン1975年2号から1976年5・6号まで連載された作品。
登場人物
- 等々力竜
- 通称「リュウ」。パラレルワールドの入り口に落ちた事で「舞台となる世界」に落ちてしまう。
- パラレルワールドを移動した際、2つの世界(「元の世界」と「もうひとつの地球」)のリュウが融合し、常人以上の力を持つようになる。
- 左巻ツトム
- 通称「ハカセ」。リュウのグループの頭脳であり、2つの世界の違いを説明する役割を担っている。
- 五井四狼
- 通称「ツギハギ」。五井財閥の御曹子。妹のミヤコにリュウへの復讐を依頼される。殺人許可証の所持者でもある。
- 伴太郎
- 通称「バクダン」。父親を殺したロボット警官を破壊した事で、警官たちから追われる身となっている。
- ネズミ
- バクダンの友人でネズミに似た顔つき。ネズミを使った諜報活動を得意とする。
- 富田哲朗
- 通称「逃げ足」。
- カタメ
- 本作のヒロインの1人。奇怪な生物に追われていたマタギの男の娘。
- 秋津久美
- 通称「ポルノ」。本作のヒロインの1人。マヤ一族の末裔。
- マリッペ
- 本作のヒロインの1人。リュウの幼馴染。
- シャドウ
- 2つの世界の支配者[1]。かつて別の惑星で罪を犯し、流刑にされた者たちの子孫。2つの世界の間に存在する「ネガの世界」に本拠地を置き、2つの世界の世界に干渉・管理していた。
用語
- 殺人許可証
- それさえあれば殺人が認可される許可証。
脚注
- ^ 「元の世界」にどれほどの干渉をしていたかは明かされていないが、マヤ一族の消滅(と出現)を行ったり、等々力竜の両親を「もうひとつの地球」へと移動させたりと、干渉を行う力があることは作中で明かされている。
関連項目
- 番長惑星のページへのリンク