あたたか・い【暖かい/温かい】
読み方:あたたかい
[形][文]あたたか・し[ク]《形容動詞「あたたか」の形容詞化》
1 (暖かい)寒すぎもせず、暑すぎもせず、程よい気温である。あったかい。「—・い部屋」「—・い地方」《季 春》「—・きドアの出入となりにけり/万太郎」
2 (温かい)物が冷たくなく、また熱すぎもせず、程よい状態である。「—・い御飯」
3 (温かい)思いやりがある。いたわりの心がある。「—・くもてなす」⇔冷たい。
4 (暖かい)金銭が十分にある。「今日は懐が—・い」⇔寒い。
5 (暖かい)色感がやわらかく、冷たい感じがしない。「—・い色調の壁紙」
[補説] 気温のようにからだ全体で感じるあたたかさに、「寒い」に対して「暖かい」、部分で感じたり心で感じたりするあたたかさに、「冷たい」に対して「温かい」と書くのが普通。
あったか・い【▽暖かい/▽温かい】
温かい
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 09:15 UTC 版)
熱すぎず冷たすぎない程よい温度のことをいう。 「温かい」の「温」は水の示す「さんずい」に、「皿」という文字と「ふた」を表す象形文字が基本となる漢字である。これは、熱がこもり、皿の中が熱気であたたかい様子を意味している。暑すぎず冷たすぎず「あたたかい」のが「温かい」である。 温かいは丁度良い温度を表しているため、「温かい」で表す温度は比較的低めである。もし、より温かいことを伝えたい場合には「熱い」を使用する。
※この「温かい」の解説は、「寒暑」の解説の一部です。
「温かい」を含む「寒暑」の記事については、「寒暑」の概要を参照ください。
「温かい」の例文・使い方・用例・文例
- 寒い夜に温かい牛乳を飲むと本当にほっとする
- 温かい牛乳を1杯飲む
- 彼は外見は冷たいが,その下に温かい心を持っている
- 温かいお湯につかるのはよい気持ちだった
- 温かい食べ物
- 温かいおことばをありがとうございます
- 温かい食事を作る
- 私たちの新しい先生は頭がよく,おもしろくて,何よりも温かい心の持ち主です
- あなたは彼らから温かい歓迎を受けるでしょう
- 温かいおもてなしのお礼に皆さんを私の家にご招待したいと思います
- 彼と話をすれば,彼が心の温かい人だと思うかもしれないが,本当のところはそうではない
- 母親の手の温かい感触がその子どもの気持ちを和らげた
- 温かい空気
- 温かい風呂
- このコーヒーは温かいけど,熱くないよ
- 温かい毛布
- 温かい建物
- 温かい心
- 温かい微笑
- 私たちは彼らの温かい歓迎ぶりに感激した
品詞の分類
- 温かいの意味のページへのリンク