機械化機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 22:35 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (きあ-きも)」の記事における「機械化機」の解説
機械化機(きかいかき)は、「機械化機」(てんとう虫コミックス第29巻に収録)に登場する。 さまざまな機械の機能を人間の体にうつす道具。機能をうつしたい機械に対し、機械化機に備えられているアンテナを近づけてボタンを押すと、その機能が機械化機に記憶される。そして機械化機を人間に向けてボタンを押すと、その人の体がその機械と同じ働きをするようになる。全身が機械そのものに変身するわけではなく姿は人間のまま維持されるが、うつされた機械の種類によっては機能を再現するため体の一部が変化する場合もある。機械の機能を記憶するボタンは9つ備えられており、1つにつき1種類の機械の機能を記憶できる(テレビアニメ第2作第2期では10個以上でも可能)。人にうつした機能を止めるには機械化機本体のスイッチを止めなければならない。 テレビアニメ第2作第2期では、テレビに映っている機械でも機能を登録する事が可能となっている。 作中で機械化機に登録した機械は以下の通り。 ラジカセ 口から音楽やラジオの放送が流れる(うつされた人が寝ていても、音楽が流れる)。中古のラジカセの場合は雑音が出る事もある。 アイロン 右手が熱くなり、そのまま服をアイロンがけ出来る。 ストーブ うつされた人の体から熱が発する。うつされた人が体を寝そべっていても、床や畳は燃えない(触れると火傷はする)。 ラジコン飛行機 うつされた人がラジコン飛行機となって空を飛ぶ。機械化機本体がプロポとなって操縦するが、操縦が難しい。 自動車(テレビアニメ第2作第2期ではバイクも含む) うつされた人の手足がタイヤのように回転し、自動車(又はバイク)並みの速さで走行する。 トースター テレビアニメ第2作第1期のみ。口から焼けた食パンが数枚出てくる。 掃除機(未遂) うつされた人の口が吸込口になり、ゴミや埃を口から体内に吸い込むことになると思われる。作中では未遂で済んだ。 懐中電灯 テレビアニメ第2作第2期のみ。目から光が出る。 ドライヤー テレビアニメ第2作第2期のみ。口から温風が出る。 ポット テレビアニメ第2作第2期のみ。口から熱湯が出る。 電話 テレビアニメ第2作第2期のみ。口からコール音が鳴る。左手が受話器になっており、電話の相手と会話が出来る。 削岩機 テレビアニメ第2作第2期のみ。体が上下に振動し、足で地面を削る(その場に留まっていると、地面に潜る)。 ロケット テレビアニメ第2作第2期のみ。足から炎が出て空高く飛ぶ。
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