たちばな【橘】
読み方:たちばな
姓氏の一。
古代の有力な氏。敏達天皇5世の孫美努(みぬ)王の妻、県犬養三千代(あがたいぬかいのみちよ)が和銅元年(708)に橘宿禰(たちばなのすくね)を賜り、のち、その子の葛城(かつらぎ)王(橘諸兄(もろえ))・佐為(さい)王が母の氏姓を受けて臣籍に移ったのに始まる。
[補説] 「橘」姓の人物
橘曙覧(たちばなあけみ)
橘枝直(たちばなえなお)
橘周太(たちばなしゅうた)
橘樸(たちばなしらき)
橘瑞超(たちばなずいちょう)
橘外男(たちばなそとお)
橘千蔭(たちばなちかげ)
橘南谿(たちばななんけい)
橘嘉智子(たちばなのかちこ)
橘奈良麻呂(たちばなのならまろ)
橘成季(たちばなのなりすえ)
橘逸勢(たちばなのはやなり)
橘三千代(たちばなのみちよ)
橘諸兄(たちばなのもろえ)
橘守部(たちばなもりべ)
橘氏
橘氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 03:10 UTC 版)
橘氏 橘氏公……橘嘉智子(檀林皇后)の弟。右大臣。 橘常主……参議。弘仁格式の編纂に参加。 橘永継……伊予親王の変に連座。 橘永名……永継の弟。従三位。 橘逸勢……永継の弟。能書家。承和の変で失脚。 橘岑継……氏公の子。中納言。 橘広相……学者。参議。 橘澄清……良基の子。中納言。 橘良殖……常主の孫。安吉雄の子。参議、宮内卿。 橘公頼……広相の子。中納言、大宰権帥。天慶の乱鎮圧に活躍。 橘敏通……公頼の子。天慶の乱鎮圧に活躍。 橘好古……広相の孫。公材の子。大納言。 橘恒平……参議。橘氏として最後の公卿。 橘仲遠……歌人。 橘繁延……安和の変に連座。 橘則光……敏政の長男。清少納言の夫の一人。則隆の兄。 橘則隆……則光の弟。藤原道長側近。 橘則長……則光と清少納言の子。 橘永愷……歌人。能因法師。 橘則季……則長の子。則光と清少納言の孫。 橘俊通……菅原孝標女の夫。 橘道貞……藤原道長の家司。 橘為仲……歌人。 橘俊綱……歌人。実は藤原頼通の子。小式部内侍……橘道貞の娘。母は和泉式部。歌人。
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