検査原理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 19:52 UTC 版)
LOX-1は、血管内皮細胞表面に多く発現し、変性LDL(LAB)の増大により増加する事が知られている。血管内皮細胞表面のLOX-1は、一部がプロテアーゼで細胞表面から切断され、sLOX-1(可溶型LOX-1)として血中に存在する。sLOX-1の量とLOX-1の発現量は相関すると考えられている。sLOX-1の測定は、LOX-1の抗体を用いたELISA(サンドイッチ法)により測定が可能であり、標準品にリコンビナントのLOX-1を用いることで定量可能である。変性LDL(LAB)の測定は、リコンビナントのLOX-1を固相し、ApoB抗体を第2抗体として用いることで血管内状態を反映する測定が可能となった。
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