くりこま‐こくていこうえん〔‐コクテイコウヱン〕【栗駒国定公園】
栗駒国定公園
[栗駒山]
奥羽山脈中央部の栗駒山(1,627m)を中心に、北の焼石岳(1,548m)、南の鬼首(おにこうべ)カルデラを含む。栗駒山、焼石岳ともに溶岩円頂丘を持つ古い火山で、東北の山らしい、なだらかな稜線を持つ。栗駒山は山腹まで車道があり、比較的容易に登れ、山頂からは大展望が得られる。
焼石岳は上部に多数の池沼があり、お花畑に飾られる。夏油(げとう)温泉などからのルートがあるが、歩行距離が長く、栗駒ほど登りやすくない。それだけに静かな山行が楽しめる。鬼首には片山地熱地帯がある。
栗駒、焼石とも山麓にはブナ林が広がるが、特に栗駒南麓から鬼首にかけては森が深い。栗駒五湯、鬼首、鳴子など温泉も豊富である。
栗駒国定公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 05:51 UTC 版)
栗駒国定公園(くりこまこくていこうえん)は岩手県、宮城県、秋田県、山形県にまたがる国定公園[1]。総面積は77,122ha[2]。
- ^ “栗駒国定公園 (岩手県地域) 公園区域及び公園計画変更書”. 環境省. 2023年1月11日閲覧。
- ^ “第46回 自然公園等小委員会 諮問案件 資料3-3”. 環境省. 2023年1月11日閲覧。
- ^ “栗駒国定公園区域図”. 岩手県. 2023年1月11日閲覧。
- ^ 宮川善造「地域開発における観光」、『奥羽山脈の研究』、現代地理学研究会、1988年、345頁。
- ^ 焼石団地の胆沢ダム周辺について、ダム竣工により奥州湖の湛水範囲が変化したため、公園区域、保護規制計画、利用施設計画の変更を行う。
- ^ a b 一力次郎『鳴子・栗駒・小安峡』牧野出版社、1975年 。
- ^ “(54)駒ケ岳に登る”. 北上市. 2023年1月11日閲覧。
- ^ “登山情報(虎毛山、高松岳、山伏岳、神室山、前神室山)”. 湯沢市. 2023年1月11日閲覧。
- ^ “やまがた百名山一覧(最上地域)”. 山形県. 2023年1月11日閲覧。
- 1 栗駒国定公園とは
- 2 栗駒国定公園の概要
- 3 観光地
「栗駒国定公園」の例文・使い方・用例・文例
栗駒国定公園と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 栗駒国定公園のページへのリンク