山行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/10/02 15:32 UTC 版)
山行は主に中央道須玉インター~諏訪インター周辺の山(入笠山など)へ行っていた。日曜日の日帰りが基本であったが、中学2年の文化の日(晴れの特異日と言われる)には前夜より出発し徹夜山行が決行された。交通手段は塾所有のマイクロバスを講師が運転していたが、講師たちは慢性的な寝不足と山行の疲れから居眠り運転の危険性が極めて高かった。これを打開することも目的の一つとして、往復のバスでは常に塾長の趣味の音楽を集めたテープが大音量で流され、塾生達は大声で熱唱することが義務付けられていた。明日のジョー、野球狂の歌(エンディング)、I am Sayling、岬めぐり、季節の中で、めだかの兄弟など、全く一貫性のない選曲であったが、バスの車内はいつもそれなりに盛り上がっていた。テープには所ジョージの「冬の情景」が収録されていたが、この歌詞の中で氷が溶け出し「1枚が2枚、2枚が4枚・・・」と数える件があり、この歌で2の累乗を暗記したものも少なくない。なお、山行時には保険料として2,000円~3,000円が徴収されたが、それ以外は無料であった。
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