木版画とは? わかりやすく解説

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もくはん‐が〔‐グワ〕【木版画】

読み方:もくはんが

木版刷った絵。


木版画

読み】:モクハンガ
【英】:WOODCUT

木を版材とする版画で、ふつう凸版として利用する版画としては最も古い歴史持っており、中国では7世紀日本では8世紀、また西欧では15世紀初頭まで遡ることができる。縦換きした版木を使う板目木版と、輪切りして得られる木口を使う木口木版がある。板目木版の版材には、などの広葉樹種が、堅さ組織一定しているため適している。木目平行しているものを柾目平行していないものを板目というが、ともに板目木版である。彫刻刀用いて版をつくるが、最近は電動のこぎり切断した形象使ったり、伝統的な凸版技法凹版技法をとり入れるなど表現可能性広げている。木口木版は、黄楊椿のように年輪のしまった均質な密度を持つ堅い木を版木に使う。回転させながら彫刻ができるクッサン(レザー・パット)の上版木置いてビュラン彫刻する印刷は、板目木版より強い圧力を必要とする。

木版画

名称: 木版画
ふりがな もくはんが
芸能工芸区分 工芸技術
種別 その他
選択年月日 1957.03.30(昭和32.03.30)
選択要件
備考
解説文:
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その他:  七宝  刀剣柄巻  木版画
人形:  人形の胡粉仕上の技法
截金:  截金
手漉和紙(てすきわし):  土佐典具帖紙  小国紙

木版画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/26 04:16 UTC 版)

木版画(もくはんが)とは、木製の原版によって制作される凸版画。木版印刷の一種である[1]。実用品に限らず、美術用途にもなっている。英語では ウッドカット(woodcut)もしくは、シログラフ(xylograph) と言う。




「木版画」の続きの解説一覧

木版画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 07:19 UTC 版)

鳥居清忠 (4代目)」の記事における「木版画」の解説

芝居双六印刷物右田年英との合作描かれている演目内容から帝国劇場明治44年1911年)に開場した折、製作されたものと見られる左下隅に「非売品」、「日本ばし滑稽堂製」の文字あり 『心中おさよ新七』 ※口絵平木白星作、如山堂版。明治37年五月雨」 ※口絵。『演芸倶楽部第1巻第2号博文館版。明治45年

※この「木版画」の解説は、「鳥居清忠 (4代目)」の解説の一部です。
「木版画」を含む「鳥居清忠 (4代目)」の記事については、「鳥居清忠 (4代目)」の概要を参照ください。

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