新冷戦とは? わかりやすく解説

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しん‐れいせん【新冷戦】

読み方:しんれいせん

東西冷戦中、1970年代米ソ間で緊張緩和への動きデタント)が生まれたが、1979年ソ連によるアフガン侵攻契機に、両国が再び対立深めたことをいう。また、東西冷戦後の国際社会において、大国間で政治的軍事的緊張高まり対立表面化する状況をいう。2014年起きたロシアによるクリミア併合をめぐる同国西側諸国対立などがこれにあたる第二次冷戦


新冷戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/22 04:29 UTC 版)

新冷戦(しんれいせん、: New Cold War)または第二次冷戦[1](だいにじれいせん、: Second Cold War、Cold War II)とは、21世紀の世界における大国間の経済的・軍事的な緊張や地政学的な様相を、かつての米ソ冷戦になぞらえて表現するために使用される用語である。




「新冷戦」の続きの解説一覧

新冷戦(1979年-1985年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:08 UTC 版)

「冷戦」記事における「新冷戦(1979年-1985年)」の解説

1978年成立した共産主義政権支えるために、1979年ソ連アフガニスタン侵攻したこのため西側世論反発して東西再度緊張影響1980年モスクワオリンピックへの西側加えて中国、さらにエジプトサウジアラビアパキスタンなど親米のアラブ・イスラム諸国加わったボイコットとして現れた。東側報復として、1984年ロサンゼルスオリンピックボイコットしたアメリカCIAチャールズ・ウィルソンらによる総額数十ドル規模極秘武器供給などによる支援にてアフガニスタン反共ムスリム武装勢力ムジャヒディン」をエジプトサウジアラビアパキスタンなどとともに援助したまた、ソ連対立する中国武器訓練ムジャヒディン支援した戦争短期終結させるソ連目論見外れ侵攻長期化によってソ連財政逼迫しアメリカ間接的にソ連弱体化することに成功した人々は、このアフガニスタン騒乱によって、世界には東西陣営とは別にもう一つ勢力があることに気が付き始めた。それはイスラム主義呼ばれる勢力であり、二つイデオロギー対立はまった異な様相呈したアフガニスタンではアメリカソ連を倒すために、この勢力支援したが、1979年イラン革命の際には、国際法無視してアメリカ大使館1年余りにわたり占拠された。アメリカ大使館救出のために軍を介入させたが失敗アメリカ軍無力さ露呈したイーグルクロー作戦)。イスラム教創始した預言者ムハンマドの子孫(サイイド)でイランの最高指導者となったルーホッラー・ホメイニーは「ソ連小悪魔米国大悪魔」「我々は西でも東でもない」としてイスラム主義時代謳った。 このイラン革命によってアラブ諸国東西諸国動揺し1980年イラン・イラク戦争となって火を噴いた欧米ソ中はイスラム革命世界広がることやさらなる石油危機恐れイラク援助して中東最大軍事大国仕立てた戦争長期にわたり、1987年には米軍介入したが、決着つかないままに終わった。しかし、この時のアメリカによる中東政策が、後の21世紀世界情勢大きな影響与えることになった一方ソ連国内情勢変化下記参照)によって1989年には泥沼アフガンから完全撤退世界から急速にソ連影響力弱まりつつあった。 主な出来事 イラン革命1979年イラン・イラク戦争1980年-1988年ウィスキー・オン・ザ・ロック1981年フォークランド紛争 (1982年) ロナルド・レーガンによる「悪の帝国発言」と戦略防衛構想1983年

※この「新冷戦(1979年-1985年)」の解説は、「冷戦」の解説の一部です。
「新冷戦(1979年-1985年)」を含む「冷戦」の記事については、「冷戦」の概要を参照ください。

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