しえん‐ぎじゅつ〔シヱン‐〕【支援技術】
読み方:しえんぎじゅつ
支援技術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/28 04:12 UTC 版)
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支援技術(しえんぎじゅつ、英語: Assistive Technology、略称: AT[1])とは、パーソナルコンピュータやスマートフォンを含むモバイル端末などを使用する際、支援が必要なユーザ向けに操作の補助を行うハードウェアやソフトウェアの総称である[2]。
主な支援技術
支援技術は、多種多様なユーザのニーズに応じて多岐にわたる。 代表的な支援技術の例の一部として、次のようなものがあげられる[3]。
ハードウェア
- ジョイスティック・トラックボール
- 肢体不自由のあるユーザはマウスのようなポインティングデバイスの利用が困難な場合がある。ジョイスティックやトラックボールは、そういったユーザでも指先や顎などでマウスポインタを動かすできる。
- 点字ディスプレイ
- コンピュータの視覚情報を点字化できるデバイスである。スクリーンリーダでは正しい読み上げが困難な場合でも、点字ディスプレイと併用することでより正確に情報を取得できる。
- キーガード
- 筋力低下や、手指のふるえなど不随意運動の症状がある場合、押したいキーと近くの他のキーを誤って同時に押してしまう場合があるため、樹脂などでできたカバーを取り付けることで誤入力を防ぐことができる。
ソフトウェア
現在ではこれらの支援技術の多くがパソコンや携帯電話に標準的に搭載されていため、気軽に試してみることができる。
- 画面の拡大
- 視力の弱いユーザが画面を拡大して閲覧するための機能。
- 色の反転・ハイコントラストモード
- 色覚特性を持つユーザは色の違いを区別しづらいことがある。たとえば黒い背景に青い文字のリンクなどの低コントラストなWebページは、健康視力者にとっても読むことが困難なケースが多い。そのような場合に色を反転させたり、コントラスト比を高めることで文字を読み取りやすくすることができる機能が用意されていることがある。
関連項目
脚注
出典
- ^ “A.A.O.|AT(Assistive Technology)”. A.A.O.. 2022年5月23日閲覧。
- ^ “支援技術 | 用語集 | ミツエーリンクス”. ミツエーリンクス. 2022年5月23日閲覧。
- ^ “支援技術|用語集|エー イレブン ワイ[WebA11y.jp]”. エー イレブン ワイ. 2022年5月23日閲覧。
外部リンク
- ナレーターを起動または停止する - Microsoft
- MacでVoiceOverをオン/オフにする - Apple サポート (日本)
- iPhoneでVoiceOverをオンにして練習する - Apple サポート (日本)
- TalkBack をオンまたはオフにする - Android のユーザー補助機能 ヘルプ
- 画面上の項目を見やすくするために、拡大鏡を使用する - Microsoft
- Mac の画面を拡大縮小する方法 - Apple サポート (日本)
- iPhone画面で拡大する - Apple サポート (日本)
- 拡大 - Android のユーザー補助機能 ヘルプ
- 色のコントラストを変更Windows - Microsoft
- Macでアクセシビリティの「ディスプレイ」環境設定を変更する - Apple サポート (日本)
- iPhone、iPad、iPod touch で画面表示とテキストサイズの設定を使う - Apple サポート (日本)
- 色のコントラスト - Android のユーザー補助機能 ヘルプ
支援技術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/06 15:46 UTC 版)
元来、企業における障害者職業生活相談員である障害者雇用側としての立場から障害者における職業リハビリテーションの考え方は、知的障害者の就労支援に従事した当時のあかねの会でも導入され、自立や就労を視野に入れた支援理念は学齢期前から成人に至るまでトータル的に行われた。 平成17年より医療法人に在籍し精神障害者社会復帰施設にて退院促進事業や授産事業を行い、特に退院促進事業ではグループ活動に独自の手法を用いて突出した実績をだした。このプログラムはサイコエデュケーション(この場合一般的に解釈される心理教育ではなく従来の精神科で行われる患者や家族に対する教育プログラム)に集団力動を織り込んだもので、地域移行に必要な社会適応や服薬・健康管理などを入院患者に教育プログラムを行いつつ、長期入院患者への退院・入院・地域生活を本人の長い人生の中でどのような意義を持つかを問うライフキャリアを患者と考える独特な手法を行った。これは、精神保健福祉の分野にスペシフィックなグループエンカウンターを用いたもので、これらは教育カウンセラーならではの支援技術を発揮した一例といえる。
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