携帯情報端末(けいたいじょうほうたんまつ)(PDA)
スケジュールやアドレス帳などを管理するために用いられる電子情報機器全般を指す。iモードなどの携帯端末・PHSよりも機能に富み、しかもノートパソコンと比べて持ち運びがしやすいという特徴をもち、両者の中間に位置する。
ペンやキーボードを使って文字を入力することができ、携帯電話・PHSを接続してインターネットにアクセスしたり、オフィスのパソコンとケーブルでつないで情報のやり取りをすることも可能である。
シャープ製のザウルスのほか、Windows CE を搭載したハンドヘルドPC、あるいはマイクロソフトが提唱したポケットPCなど多くの種類が出ている。中でも、PalmOS を搭載したパーム端末は、特にビジネスシーンにおいて根強い人気がある。
携帯情報端末 (PDA) を使うことで、外出中、会社のデータベースに問い合わせて在庫を確認するといった利用方法も考えられる。今後、新しい業務形態の一つであるモバイル・コンピューティングを一層進めることになりそうである。
(2000.12.18更新)
PDA
読み方:ピーディーエー
別名:携帯情報端末
PDAとは、スケジュールや住所録、メモなどの情報を記録できる小型の情報機器のことである。
PDAでは、機能が固定された電子手帳と異なり、カスタマイズが容易に行うことができ、また、通信機能を付与すればインターネットに接続することもできる。PDAの代表的なものには、パーム コンピューティングのパーム、カシオのカシオペア、シャープのザウルスなどがある。
PDAの市場は拡大が見込まれていたが、消費者のスタイルになじまなかったことや携帯電話の高機能化によって需要が停滞している。
なお、PDAに電話機能を付与したものや、携帯電話やPHSなどにPDA機能を付与したものをスマートフォンと呼び、PDAの主力となりつつある。スマートフォンの代表的なものとしては、ウィルコムのW-ZERO3が挙げられる。
参照リンク
Palm-size PC CASSIOPEIA - (カシオ)
モバイルツール ZAURUS - (シャープ)
PDA: | MID MOREソフト Palm OS PDA Pocket PC 2002 Pocket PC PalmSource |
携帯情報端末
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 17:34 UTC 版)
携帯情報端末(けいたいじょうほうたんまつ、個人情報端末)は、スケジュール、ToDo、住所録、メモなどの情報を携帯して扱うための小型機器。パーソナルデジタルアシスタント personal digital assistant(personal data assistant と表現されることもある)を略してPDAと一般に呼ばれることが多い。PDAは、Apple Newtonの開発を推進した1990年代初頭のApple ComputerCEOだったジョン・スカリーによる造語である[1]。
- ^ “アップルの光と影 iPhone以前に存在した伝説的名機「ニュートン(Newton)」”. MarkeZine. 2020年7月2日閲覧。
- ^ “The Protea Story”. The Register. 2018年3月3日閲覧。
- ^ “3-Lib History of Psion”. 2015年6月9日閲覧。
- ^ Newton, Reconsidered - Time magazine, June 1, 2012
- ^ “Company of Firsts”. web.archive.org (2006年5月6日). 2023年11月21日閲覧。
- ^ SuperASCII 1991年3月号, p. 28.
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