幽霊戦闘機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 07:02 UTC 版)
「戦場ロマン・シリーズ」の記事における「幽霊戦闘機」の解説
バトル・オブ・ブリテンの最中、イギリス空軍司令部は見慣れぬ戦闘機との交戦報告を受ける。その機体はヨーロッパにはいないはずの零式艦上戦闘機だった。技術交換のため、日本からパイロットの東郷と技師の高田がドイツに来たのである。意気揚々と帰還し、零戦の航続距離の長さを誇る東郷と高田にドイツ空軍のシュナイダーが、「その航続距離の長さ、機動性の高さは、すべてパイロットの安全を犠牲にした重量軽減にある」と指摘する。高田は防弾装備を施すと重量が増えることを東郷に確認するが、東郷は「ベテランは重量増加を腕でカバーするし、新兵は防弾装備で生き延びる可能性が増えれば、そのうちベテランになる」と積極的ではないものの肯定的な反応だった。だが、その東郷が空戦で負傷。幸い軽症なことに安堵する高田に対しシュナイダーは「技術者は気楽でいい」と痛罵する。
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