ひらて‐みき【平手造酒】
平手造酒
作者中山義秀
収載図書ちくま文学の森 別巻 もうひとつの話
出版社筑摩書房
刊行年月1989.4
収載図書新剣豪伝
出版社徳間書店
刊行年月1990.3
シリーズ名徳間文庫
収載図書時代小説の楽しみ 1 秘剣、豪剣、魔剣
出版社新潮社
刊行年月1990.3
平手造酒
平手造酒
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平手 造酒(ひらて みき)は、講談や浪曲などで広く親しまれた『天保水滸伝』に登場する剣客。実名は平田 三亀(ひらた みき)。生い立ちは詳らかではないが、讃岐高松家で小納戸役などを務めた平田伴五(吾)の子とする説がある[1]。剣術修業として諸国を遍歴、天保5年以来、下総国に滞在。天保15年8月6日、飯岡助五郎一家と笹川繁蔵一家の間で繰り広げられた「大利根河原の決闘」に笹川方の用心棒として参戦、全身に11か所の刀傷を負って闘死した。
- ^ 辻淳『「天保水滸伝」平田三亀の謎』剣術流派調査研究会、2011年1月、40-42頁。
- ^ 塚原渋柿 編『侠客全傳』博文社、1913年11月、499-876頁。
- ^ 子母沢寛『游侠奇談』民友社、1930年10月、106頁。
- ^ 辻淳『「天保水滸伝」平田三亀の謎』剣術流派調査研究会、2011年1月、76頁。
- ^ 青柳武明「笹尾道場と幕末剣士」『歴史と人物』第109巻、1980年9月、103-107頁。
- ^ 辻淳『「天保水滸伝」平田三亀の謎』剣術流派調査研究会、2011年1月、48-52頁。
- ^ 辻淳『「天保水滸伝」平田三亀の謎』剣術流派調査研究会、2011年1月、44頁。
- ^ 辻淳『「天保水滸伝」平田三亀の謎』剣術流派調査研究会、2011年1月、45頁。
- ^ 日本経済新聞社 編『私の履歴書』日本経済新聞社、1980年12月、86-87頁。
- ^ 辻淳『「天保水滸伝」平田三亀の謎』剣術流派調査研究会、2011年1月、94頁。
- ^ 子母沢寛『子母沢寛全集』 10巻、中央公論社、1963年8月、154頁。
- ^ 東庄町史編さん委員会 編『東庄町史上巻』東庄町、1982年12月、698-700頁。
- ^ 辻淳『「天保水滸伝」平田三亀の謎』剣術流派調査研究会、2011年1月、76-79頁。
- ^ 子母沢寛『游侠奇談』民友社、1930年10月、109頁。
- ^ 今川徳三『考証天保水滸伝』新人物往来社、1972年4月、85頁。
- ^ 国会図書館デジタルライブラリーで閲覧可能。
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