市場姫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/09 04:07 UTC 版)
市場姫(いちばひめ)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての女性。市場殿[1]、市場の御方[2]、宝鏡院殿とも[3]。徳川家康の妹[4][5](異母妹)[6]。
注釈
- ^ 「柳営婦女伝系」では荒川甲斐守頼持の室を平原氏娘の子とし(137頁)、それとは別に戸田弾正少弼康元娘の子として「一場御前」とする(「御九族記」同じ)。一方「松平記」「改正三河後風土記」(上巻172頁)は広忠との間に子はなかったとしている。「寛政譜」2巻「吉良」は義広の室として「市場の御方」と記し(217頁)また「士林泝洄」巻37「荒川」は甲斐守「義弘」の子・次郎九郎「弘綱」の母を「広忠卿御女」とする(下記刊行本229頁)。しかしその生母についての記述はない。「市場殿」の呼称は「御九族記」巻1、「徳川幕府家譜」34頁、「徳川実紀」1巻24頁に示される。
- ^ 「寛永十年癸酉歳二月市場殿」とある
出典
- ^ a b c 新編岡崎市史編集委員会 1989, p. 696.
- ^ 堀田等 1964, p. 217.
- ^ 西尾市史編纂委員会 1974, p. 205.
- ^ a b 東京大学史料編纂所 1963, p. 7.
- ^ a b c d 名倉 1926, p. 87,188.
- ^ a b 新編岡崎市史編集委員会 1989, p. 817.
- ^ 新編岡崎市史編集委員会 1989, p. 709.
- ^ a b 新編岡崎市史編集委員会 1989, p. 795.
- ^ a b c d e f g h i 寛政譜 1923, p. 701.
- ^ 名倉 1926, p. 82,188.
- ^ 西尾市史編纂委員会 1974, p. 200.
- ^ 西尾市史編纂委員会 1974, pp. 126–197.
- ^ 東京大学史料編纂所 編『読史備要』講談社、1966年3月30日、2042頁。NDLJP:3007343/1044。(要登録)
- ^ 西尾市史編纂委員会 1974, p. 198.
- ^ 名倉 1926, p. 87.
- ^ a b 寛政譜 1923, pp. 701–702.
- ^ 寛政譜 1923, p. 702.
- ^ 西尾市史編纂委員会 1974, pp. 205–206.
- ^ 堀田等 1964, p. 21.
- ^ 堀田等 1964, p. 23.
- ^ a b c 西尾市史編纂委員会 1974, p. 206.
- ^ 西尾市史編纂委員会 1974, pp. 206–207.
- ^ 西尾市史編纂委員会 1974, p. 207.
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