川口為之助
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川口 為之助(かわぐち ためのすけ、川口爲之助、1881年 - 1962年2月23日)は、大正・昭和期の日本の政治家。千葉県印旛郡志津村(現:佐倉市上志津)出身。日本国憲法制定後の初代民選千葉県知事(通算では36代目)。知事の辞任後には参議院議員を務めた。
- ^ “その他3 歴代県会議長 - 千葉県”. 千葉県. 2021年5月8日閲覧。
- ^ 最初、自由党・進歩党は統一候補を模索して元衆議院議員で明治大学法学部教授の鵜沢総明(長柄郡出身)や元の官選知事である小野哲の擁立を図った。ところが、鵜沢は東京裁判弁護団長の職務を理由に辞退、小野は参議院選挙への出馬を希望した。また、自由党内では兵庫県出身の小野の擁立に反対する意見もあった。このため、自由党は政治の第一線から退いていた川口を説得して出馬に同意させ、小野を参議院選挙の候補にすることで進歩党との合意を図った。だが、進歩党内では独自候補擁立論が高まり、既に無所属で出馬表明していた織田を急遽推薦候補とした(千葉県史料研究財団 編『千葉県の歴史 通史編 近現代史3』(千葉県、2009年) 第1編第2章P135-137)。
- ^ 得票順に、川口為之助(日本自由党公認・198,408票)・織田智(日本進歩党→日本民主党推薦無所属・169,183票)・山口久太(日本社会党公認:佐原高等女学校校長・99,244票)・石井一(無所属・58,974票)・萩原中(日本共産党公認:千葉県共産党再建準備会委員・45,196票)・金子泰蔵(国民協同党公認:党政策調査会幹事長・21,691票)。1位の川口は全有効投票数の約33.4%しか獲得できず、道府県制の規定に基づいて川口・織田の上位2名による決選投票が実施されることになった。
- 1 川口為之助とは
- 2 川口為之助の概要
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