岡本松濱とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 作家 > 歌人 > 歌人 > 岡本松濱の意味・解説 

岡本松浜

俳人本名信、大阪の人、虚子及如翁に師事25才に上京ホトトギス』社に在勤七年帰阪して『寒菊創刊昭和14年1939)歿、59才。

岡本松浜

岡本松浜の俳句

寐かさなき母になられし蒲団かな
春雪やうす日さし来る傘の内
枯菊の終に刈られぬ妹が手に
目覚むれば元日暮れてゐたりけり
露けさの一つの灯さへ消えにけり
 

岡本松濱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/25 09:09 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

岡本 松濱(おかもと しょうひん、1879年12月17日 - 1939年8月16日)は、大阪府出身の俳人。本名信。別号寒菊堂。上町(現大阪市中央区)生。皮革製造所社員の父の長男。

12歳のとき脊椎カリエスにかかり学業を断念、手術により右足が不自由となる。19歳の頃より句作、正岡子規の俳句革新運動に共鳴し、和歌山銀行に勤めながら「ホトトギス」に投句。高浜虚子に認められたことで1904年に上京し、「ホトトギス」発行所に勤めた。渡辺水巴らと交流、「趣味」誌の選も担当し久保田万太郎、野村喜舟らを育てた。1910年、「ホトトギス」を辞して大阪へ戻り消息を絶つが、1926年「寒菊」を創刊し俳壇に復帰、1933年の廃刊まで主宰。下村槐太、阿部慧月、加藤かけい大場白水郎らを育てた。代表句に「一人湯に行けば一人や秋の暮れ」など。しっとりとした人事句を得意とし明治の炭太祇と言われた。没後に『松濱句抄 白菊』(1941年)『定本 岡本松濱句文集』(1990年)が刊行されている。

参考文献

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

','','','','','','','','','','','','','','','','','',''];function getDictCodeItems(a){return dictCodeList[a]};

すべての辞書の索引

「岡本松濱」の関連用語

1
12% |||||

岡本松濱のお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable(){return sideRankTable};

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



岡本松濱のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
株式会社思文閣株式会社思文閣
Copyright(c)2025 SHIBUNKAKU Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED.
現代俳句協会現代俳句協会
Copyright(C) 現代俳句協会
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの岡本松濱 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS