奈良奉行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 00:34 UTC 版)
興福寺・東大寺など南都の大寺院の監視とその門前町(北町・南町)の支配のため設置。南都町奉行とも呼ばれる。老中支配だが、直接には京都所司代の指揮下にあり、その主要任務は春日大社の警衛と神事であった。 慶長18年(1613年)に設置。定員1、2名。役高1,000石で、役料700俵を支給された。奈良に駐在し、配下は与力7騎と同心30人に牢番1人。奉行所は現・奈良女子大学の敷地内に置かれていた。 江戸幕府以前、豊臣政権時代の天正10年(1582年)にも同名の奉行職はあった。
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