太平洋諸島
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太平洋諸島(たいへいようしょとう)とは、広義には太平洋にある島嶼一般を指し、これにはメラネシア、ミクロネシア、ポリネシアといったオセアニア(大洋州)をはじめ日本列島、台湾、フィリピン、アリューシャン列島までもが含まれることがある。狭義には第二次世界大戦終了後の1947年以降米国によって管理された太平洋における信託統治地域であるマリアナ諸島(グアム島を除く)、カロリン諸島、マーシャル諸島の三諸島のことを指す。
狭義の太平洋諸島は、国際連合の信託統治地であったが、1994年10月1日のパラオ独立を以って、すべての諸島が併合・独立し、国連の信託統治制度は役割を終えた。
近年、気候変動の影響を最も強く受けている地域の一つである。地球温暖化が引き起こす海面上昇は、低く平らな島々の浸食や浸水を招き、土壌の塩化は水の供給と農業に悪影響を及ぼす深刻な問題である。住人の生活は自然環境に大きく依存し、気候変動は彼らに直接的な影響を与えている。[1]
脚注
- ^ Global News View (GNV) 「太平洋諸島と気候変動」閲覧日2017/4/10
関連項目
- 太平洋学会
- 太平洋諸島博物館協会
- 太平洋諸島警察機構
- オーストロネシア語族(南島語族とも呼ばれる)
- 南太平洋
太平洋諸島
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ここではパラオを取り扱う。 パリ講和会議から第二次世界大戦終結に教育を受けた世代が日本語世代である。 パラオは周辺諸島における植民地統治の中核的な島となり、多くの日本人が移住しパラオ支庁管内の住民の4人に3人は日本人となった。台湾、朝鮮同様病院・道路など各種インフラの整備も重点的に行われ、1920年代頃になるとコロールは近代的な町並みへとその姿を変貌させていったが、あくまでも委任統治領にすぎなかったためパラオ先住民に日本国籍が与えられることはなかった。 現在のパラオでは日本語は日常語ではないが、「ツカレナオース?」(飲みに行かないか? のニュアンス)など、パラオ語には現在でも日本語が変化を遂げて現地の言葉として定着したものや借用が見られる。名前に「クニオ」「タロウ」などの日本名を付ける親も多い。また、同国のアンガウル州は世界で唯一日本語を公用語として認めていることで知られる(日本には公用語を定めた法令は存在しない)。
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