太平洋諸島とは? わかりやすく解説

太平洋諸島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/13 22:07 UTC 版)

太平洋諸島(たいへいようしょとう)とは、広義には太平洋にある島嶼一般を指し、これにはメラネシアミクロネシアポリネシアといったオセアニア(大洋州)をはじめ日本列島台湾フィリピンアリューシャン列島までもが含まれることがある。狭義には第二次世界大戦終了後の1947年以降米国によって管理された太平洋における信託統治地域であるマリアナ諸島グアム島を除く)、カロリン諸島マーシャル諸島の三諸島のことを指す。

狭義の太平洋諸島は、国際連合信託統治地であったが、1994年10月1日パラオ独立を以って、すべての諸島が併合・独立し、国連の信託統治制度は役割を終えた。

近年、気候変動の影響を最も強く受けている地域の一つである。地球温暖化が引き起こす海面上昇は、低く平らな島々の浸食や浸水を招き、土壌の塩化は水の供給と農業に悪影響を及ぼす深刻な問題である。住人の生活は自然環境に大きく依存し、気候変動は彼らに直接的な影響を与えている。[1]

脚注

関連項目


太平洋諸島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 16:54 UTC 版)

日本語世代」の記事における「太平洋諸島」の解説

ここではパラオ取り扱う。 パリ講和会議から第二次世界大戦終結教育受けた世代日本語世代である。 パラオ周辺諸島における植民地統治中核的な島となり、多く日本人移住しパラオ支庁管内住民の4人に3人は日本人となった台湾朝鮮同様病院道路など各種インフラ整備重点的に行われ1920年代頃になるとコロール近代的な町並みへとその姿を変貌させていったが、あくまでも委任統治領にすぎなかったためパラオ先住民日本国籍与えられることはなかった。 現在のパラオでは日本語日常語ではないが、「ツカレナオース?」(飲み行かないか? のニュアンス)など、パラオ語には現在でも日本語変化遂げて現地言葉として定着したものや借用見られる。名前に「クニオ」「タロウ」などの日本名付ける親も多い。また、同国アンガウル州世界で唯一日本語公用語として認めていることで知られる日本には公用語定めた法令存在しない)。

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