合胞体とは? わかりやすく解説

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ごうほう‐たい〔ガフハウ‐〕【合胞体】

読み方:ごうほうたい

動物において、2個以上のをもつ細胞細胞分裂不完全に行われた場合と、複数正常な細胞融合する場合がある。骨格筋筋繊維形成哺乳類の胎盤ウイルス感染時の細胞融合などで生じる。シンシチウム


合胞体

Syncytium, syncytia,pl

【概要】 細胞細胞くっつきあって(融合)1つ細胞になること。複数になってしまう。HIV試験管の中で細胞一緒に培養していると、合胞体を作る場合がある。これは[細胞=HIV=細胞]という具合に、HIV細胞同士をつなげる糊の役割をしたのかもしれないこのような合胞体は生活できなくなってやがて死滅するHIV中でも合胞体を作りやすい変異株は、ウイルスの増殖早く患者病気進行早いこと、つまり性質悪いことわかった

《参照》 HIV変異SI型NSI型耐性


合胞体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/07 06:00 UTC 版)

合胞体(ごうほうたい)またはシンシチウム(syncytium, pl. syncytia)は、動物に見られる、複数のを含んだ細胞のこと。これに対して原生生物菌類に見られる、一つの細胞に多数の核を持つ状態のものは多核体と呼ばれ、区別される。




「合胞体」の続きの解説一覧

合胞体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/12 08:56 UTC 版)

細胞変性効果」の記事における「合胞体」の解説

合胞体は、細胞融合およびポリカリオン形成としても呼ばれ4つ上の宿主細胞原形質膜融合し少なくとも4つを持つ拡大した細胞生成されたものである大きな細胞融合染色せずに見えることもあるが、このタイプCPE通常宿主細胞固定染色により検出されるヘルペスウイルスは、細胞融合他の形態のCPE特徴的に形成する一部パラミクソウイルスは、このCPEのみを形成するため、細胞融合形成により同定されることがある

※この「合胞体」の解説は、「細胞変性効果」の解説の一部です。
「合胞体」を含む「細胞変性効果」の記事については、「細胞変性効果」の概要を参照ください。

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