ろくい‐の‐くろうど〔ロクヰ‐くらうど〕【六位の▽蔵▽人】
六位蔵人
六位蔵人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 21:07 UTC 版)
定員は、おおよそ4名から6名。天皇の膳の給仕等、秘書的役割を果たした。六位蔵人は式部丞・民部丞・外記・史・近衛将監・衛門尉などと同様に毎年正月の叙位で叙爵枠があり、上﨟者(在職年数の長い者)は従五位下に叙される慣例となっていた(巡爵)。また、式部丞・民部丞・外記・史・検非違使衛門尉などから叙爵した者と同様に六位蔵人から五位に叙された者は受領に任じられる資格があり、叙爵後一定の待機期間の後、受領に任じられた。そのため、六位出身者にとって六位蔵人は重要な出世コースであった。
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