丹田(たんでん)
丹田
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/03 02:05 UTC 版)
丹田(たんでん)は、内丹術で気を集めて煉ることにより霊薬の内丹を作り出すための体内の部位。下丹田は東洋医学における関元穴に相当し、へその下3寸(へそと恥骨稜の間を5寸とする骨度法による)に位置する。英語圏では、日本の禅僧によって坐禅瞑想が紹介された経緯から、下丹田を hara と呼ぶこともある[1]。
- ^ “アーカイブされたコピー”. 2013年3月26日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年5月4日閲覧。
- ^ a b c 李遠国『道教と気功』人文書院、1995年。
- ^ 佚名. 黃帝內經/素問第二十一卷. - ウィキソース.
- ^ 張仲景. 金匱要略. - ウィキソース.
- ^ 葛洪. 抱朴子/卷18. - ウィキソース.
- ^ a b c d 石田秀実『気・流れる身体』平河出版社、1987年。
- ^ a b 吉元昭治『道教と不老長寿の医学』平河出版社、1989年。
- ^ 泥丸という名称について、アンリ・マスペロはサンスクリット語のニルヴァーナ(涅槃)の音訳とするがその根拠は明確ではない。泥のようで、かつ丸い脳の形態とか、その色が黄で五行の土を象徴する為などの伝統的解釈に従う人も多い。(野口鐵郎、坂出祥伸、福井文雅、山田利明『道教事典』平河出版社、1994年。)
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