三極真空管
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/14 03:29 UTC 版)
三極真空管(さんきょくしんくうかん、英語:triode)は、真空にしたガラス外囲器の内部に3つの電極(フィラメントまたはカソード、グリッドおよびプレート(アノード))を持つ電子増幅真空管。三極管ともいう。リー・ド・フォレストの1906年のオーディオンから発展し、グリッド電極を熱電子ダイオード(フレミングバルブ)に加えた部分真空管である。最初の実用的な電子増幅器であり、四極真空管や五極真空管などの真空管の元になった。この発明により、電子工学の時代が築かれ、増幅無線技術と長距離電話が可能となった。トランジスタに取って代わられる1970年代までラジオやテレビなどの家電機器で広く使用されていた。
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