一尾
名字 | 読み方 |
一尾 | いちお |
一尾
姓 | 読み方 |
---|---|
一尾 | いちお |
一尾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 03:50 UTC 版)
名前:守鶴(しゅかく) 声 - 岩崎ひろし 人柱力:分福→我愛羅 特徴:砂で形成された小山のような体躯とそれより更に巨大な尾を待ち、体表に隈取りのような文様がある化け狸の姿を持つ。 封印された者の特徴:絶えず尾獣に精神を乗っ取られる危機に陥り、不眠症になるため目の周りに隈ができ、情緒不安定になる傾向がある。 元は茶釜に封印された砂隠れの老僧の生霊だと言われているが定かではない。唯一、名前の方が先に明かされた尾獣である。一人称は「オレ」もしくは「オレ様」。性格はガマ吉曰く「ファンキー」で、好戦的である。八尾曰く「九尾は勝手に尾の数で尾獣の力を決めるため、一尾と九尾は犬猿の仲」らしく、九尾とは「バカ狐」「クソ狸」と呼び合うほど互いに忌み嫌っている。自らを道具として扱う人間を心底嫌悪しているが、他人に蔑まれながらも自分を友として扱った分福のことは六道仙人に似ているとして認めており、大戦でマダラとの戦いで自分を友として扱うようになった我愛羅を「分福に似ている」と認め、気遣うようになる。 オビトによって引き千切られたチャクラの一部がナルトに移され、そのチャクラ体が精神世界にて六道仙人・ハゴロモと再会した際には、自分の行いを甘いと自嘲するハゴロモに間違っていないとするナルトの言葉に賛同した。 風遁や磁遁のチャクラ性質を持っており、得意技は体内で練り込んだチャクラを暴風の砲弾に変え口から噴射する「風遁・練空弾」。体の文様は呪印の役目を果たし、磁遁と組み合わせる事で巨大なピラミッド状の封印術「砂漠層大葬封印」を可能とする。守鶴を体に封印された者が寝てしまうと、肉体を守鶴に乗っ取られてしまうため、人柱力は必然的に不眠症となる。その一方で守鶴の意識を表に出さないと全能力を発揮できないため、必要な場合は「狸寝入りの術」で術者が眠らなければならない。 開始当初は砂の相談役、チヨによって四代目風影の次男・我愛羅に封印されていた。彼の前にも分福を含め2人の人柱力がいたが、いずれも寿命を迎える前に守鶴を抜かれ死亡している。 暁のデイダラによる砂隠れ襲撃の際、里を救うために力を使い果たした我愛羅は捕獲され、「封印術・幻龍九封尽」により守鶴も彼から引き剥がされ外道魔像に封印された(我愛羅もその際に一度死亡したが、チヨの転生忍術によって蘇生している)。十尾のチャクラがオビトから引き剥がされた際に他の尾獣同様解放される。その後、完全復活を果たしたマダラに我愛羅との連携技「風遁・砂散弾」を皮切りに応戦するが、再び外道魔像の鎖を付けられ封印されてしまった。 第四次忍界大戦終結後は自由の身になり、風の国の砂漠で暮らしていたが、『BORUTO』にてモモシキに倒された牛鬼のチャクラの気配が消えたことを察し、かつての繋がりを介して我愛羅に警告を発した。その後、自身もウラシキに狙われることになり、避難のため自ら茶釜に封印され木ノ葉隠れに移送される。道中では移送を任されたボルトとシンキのコンビに対し、要所で助言を与えている。 使用術 砂漠層大葬封印(さばくそうたいふういん) 我愛羅との連携封印技。大規模なピラミッド状の砂山に相手を封じる。 風遁・砂散弾(ふうとん・ささんだん) 我愛羅との連携技。我愛羅の砂の弾に磁遁を仕込み、それを守鶴の風遁で相手に一気に打ち出し、相手の体に埋め込ませて動きを封じる。 風遁・練空弾(ふうとん・れんくうだん) 腹一杯に吸い込んだ空気にチャクラを練り込み、腹太鼓を叩いて砲弾として撃ち出す。 ゲーム作品ではナルトも使用している。 「BORUTO」121話や「ナルト・ナルティメットストーム」では、練空弾を大規模化させた様な攻撃を行っている。 「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム2」では、デイダラに対して砂で巨大な守鶴の頭部を形成し、口から練空弾と尾獣玉を合わせた様な黄色の光線状の攻撃を放っている。 尾獣玉(びじゅうだま) 口から+の黒い(アニメでは青)チャクラと-の白い(アニメでは赤)チャクラを8:2の割合で混ぜて圧縮し、球状に形態変化させ取り込み放つ。 原作では使用していないが、アニメオリジナルエピソードにて使用していた。 尾獣総進撃(びじゅうそうしんげき) 一尾~九尾までの尾獣全員で、尾の先を重ねた打撃を繰り出す。 技名は「ナルト- 疾風伝ナルティメットストーム3」より。怪獣総進撃へのオマージュ。 人柱力の使用術 砂の怪腕(すなのかいわん) 守鶴の腕を模した巨大な腕を飛ばし、敵を攻撃したり捕縛する。 技名は「ナルト- 疾風伝ナルティメットストーム2」より。守鶴の手とも呼ばれる。 最硬絶対防御・守鶴の盾(さいこうぜったいぼうぎょ・しゅかくのたて) 守鶴を模した砂の盾を作る。 最硬絶対攻撃・守鶴の矛(さいこうぜったいこうげき・しゅかくのほこ) アニメオリジナルの技。守鶴の文様を持つ矛を作り攻撃する。 「ナルト- 疾風伝 ナルティメットアクセル2」では、最硬絶対攻撃・砂瀑槍葬(さいこうぜったいこうげき・さばくそうそう)という関連技が登場している(技名は砂瀑送葬への関連)。 風遁・無限砂塵大突破(ふうとん・むげんさじん・だいとっぱ) 尾獣モードで使用。口や他の部位に作り出した口状の部分から、砂を含んだ暴風を吐き出す。 他の忍も使う風遁・突破や風遁・大突破とは別の術。 仙法・磁遁螺旋丸(せんぽう・じとんらせんがん) ナルトが使用。封印術を兼ねた磁遁の螺旋丸。 仙法・超尾獣螺旋手裏剣(せんぽう・ちょうびじゅうらせんしゅりけん) ナルトが使用。各尾獣の力を借りた状態で放つ風遁・螺旋手裏剣の複数同時攻撃。 「NARUTO-ナルト-忍コレクション 疾風乱舞」では、超尾獣大玉螺旋手裏剣(ちょうびじゅうおおだまらせんしゅりけん)が登場。
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