しょう‐りょう〔シヤウリヤウ〕【生霊】
せい‐れい【生霊】
生霊
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生霊(いきりょう、しょうりょう、せいれい、いきすだま)とは、生きている人間の霊魂が体外に出て自由に動き回るといわれているもの[1][2]。
- ^ a b c d e 池田 1959, pp. 186–190
- ^ a b c 今野 1969, pp. 64–98
- ^ 新村出 編『広辞苑』(第4版)岩波書店、1991年、122頁。ISBN 978-4-00-080101-0。
- ^ 今野 1969, p. 69
- ^ 芳賀矢一, ed. (1921), 卷第廿七/第20: 近江國生靈來京煞人語, , 攷証今昔物語集 3 (下): pp. 367-
- ^ 現代訳:今野 1969, pp. 93–96の「生霊の遊離」の章で「11 夫を取り殺した青衣の女」として収録。
- ^ 神沢貞幹 (神沢杜口 1710-1795), ed (1906). “巻56 (「松任屋幽霊」の段)”. 翁草. 6. 池辺義象 (校訂). 五車楼書店. pp. 66-7
- ^ 『図説 日本妖怪大鑑』(ISBN 978-4-06-256049-8)などの水木しげるの著書では「幽霊憑(ゆうれいつき)」の名で紹介されている。
- ^ a b 高田編 1989, pp. 13–15
- ^ a b 東アジア恠異学会, ed. (2003), 怪異学の技法, 臨川書店, pp. 314-, ISBN 4653038465
- ^ 「『曾呂里物語』の類話」『東京学芸大学紀要. 人文社会科学系 I』第60巻、2009年、307-309頁、ISSN 18804314。。題名は「女のまうねんまよひありく事」と表記。
- ^ 東アジア恠異学会, ed. (2003), 怪異学の技法, 臨川書店, pp. 314-, ISBN 4653038465
- ^ a b 柳田, 國男 (1952) [1946], 77章:生まれ替り, , 定本柳田國男集 (筑摩書房) 10: p. 145; 『全集13』(1990), p.199
- ^ 今野 1969, pp. 67, 68
- ^ a b c 大藤他 1955, pp. 46–293
- ^ a b c 今野 1969, pp. 100–105
- ^ 柳田國男「遠野物語拾遺:160話」『遠野物語』角川書店〈角川ソフィア文庫〉、2004年(原著1948年)、146-151頁。ISBN 978-4-04-308320-6。
- ^ 今野 1969, pp. 81, 82。『遠野物語』より引用
- ^ 今野 1969, pp. 101–102。鈴木棠三「怪異を訪ねて」『大法輪』第26巻、第6号、1059年。より引用
- ^ 今野 1969, pp. 103–104。出典:中村, 浩 (1929). “能登島採訪録”. 民俗学会 (Minzokugaku) (民俗学会) 1 (2): 42–44 .
- ^ a b 多田 2008, p. 283
- ^ 村上健司編著『日本妖怪大事典』角川書店〈Kwai books〉、2005年、24-25頁。ISBN 978-4-04-883926-6。
- ^ 上江洲均 著、大塚民俗学会 編『日本民俗事典』(縮刷版)弘文堂、1994年(原著1972年)、41頁。ISBN 978-4-335-57050-6。
- ^ 島袋源七 著「山原の土俗」、池田彌三郎他 編『日本民俗誌大系』 第1巻、角川書店、1974年(原著1929年)、373頁。ISBN 978-4-04-530301-2。
- ^ 生霊とは? [1]
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生霊
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