ラクトン【lactone】
ラクトン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 07:50 UTC 版)
ラクトン (lactone) は、環状エステルのことで[1]、同分子内のヒドロキシ基(-OH)とカルボキシ基(-COOH)が脱水縮合することにより生成する。炭素原子が2個以上、酸素原子が1個からなる複素環式化合物で、環を形成する酸素原子に隣接した炭素原子にカルボニル基(=O)が置換した構造をとる。
- ^ March's Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms, and Structure Michael B. Smith, Jerry March Wiley-Interscience, 5th edition, 2001, ISBN 0-471-58589-0
- ^ “ロート製薬の「DEOCO」が男性に「バカ売れ」女子の匂い?” (日本語). ライブドアニュース. 2019年5月30日閲覧。
- ^ “若い女性特有の「いい匂い」は10代後半がピーク 維持する方法” (日本語). yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞). 2019年5月30日閲覧。
ラクトン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:19 UTC 版)
ラクトン(-CO-O-(CH2)n-、閉じた環構造)(lactone) は、環を構成する炭素数を前に出し、炭素数が等しい炭化水素の語尾にlactoneをつけることでその名を得る。 − O − CO − ( CH 2 ) 5 − {\displaystyle {\ce {-O-CO-(CH2)5{-}}}} (閉じた環構造)〔慣用名 ε-カプロラクトン〕 6-ヘキサンラクトン (6-hexanelactone) また、含酸素環の環状ケトンとしても命名できる。この場合上記のラクトンはオキセパン-2-オン (oxepane-2-one)
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