マントバ【Mantova】
マントヴァ
マントヴァ
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マントヴァ(イタリア語: Mantova [ˈmantova] ( 音声ファイル))は、イタリア共和国ロンバルディア州南東部にある都市で、その周辺地域を含む人口約49,000人の基礎自治体(コムーネ)。マントヴァ県の県都である。
- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Resident population on 1st January : Lombardia” (英語). 2021年5月10日閲覧。左側メニューのPopulation and Households > Population > Resident population on 1st January > Regions and municipalities より州を選択
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- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Mantova (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2016年2月19日閲覧。
- ^ “Mantua and the Gonzaga domains”. UNESCO World Heritage Centre (2006年6月1日). 2006年9月18日閲覧。
- ^ “Parco del Mincio”. Comune di Mantova. 2006年9月18日閲覧。
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- ^ “Tabella dei gradi/giorno dei Comuni italiani raggruppati per Regione e Provincia” (PDF). 新技術エネルギー環境局(ENEA) (2011年3月1日). 2017年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月20日閲覧。
- ^ “Classificazione sismica - Aggiornata ad aprile 2021.” (xls). https://rischi.protezionecivile.gov.it/it/sismico/attivita/classificazione-sismica. イタリア市民保護局. 2021年9月9日閲覧。
- ^ a b “姉妹(友好)提携情報”. 自治体国際化協会. 2012年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年3月30日閲覧。
- 1 マントヴァとは
- 2 マントヴァの概要
- 3 地理
- 4 出身者
マントヴァ
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「マントヴァとサッビオネータ」の記事における「マントヴァ」の解説
詳細は「マントヴァ」および「マントヴァ公国」を参照 マントヴァはマントヴァ県の県庁所在地であり、その歴史は紀元前6世紀ないし5世紀のエトルリア人都市にさかのぼるとされる。14世紀以降はゴンザーガ家が統治するようになり、1530年には同家のフェデリーコ2世(1500年 - 1540年)が公爵位を授けられ、マントヴァ公国が成立した。フェデリーコ2世は建築家でもあったジュリオ・ロマーノを招き、マントヴァのいくつかの建物をルネサンス様式で新築したり改築したりさせた。世界遺産に登録されているのは中世からルネサンス期の建造物群が残るエルベ広場、マンテーニャ広場、ソルデッロ広場などの市中心部、および市街地の南端に位置するテ宮殿(テ離宮)とそれらをつなぐサン・セバスティアーノ聖堂などが面する街路で、登録面積は175ha、緩衝地域は1,900haである。 登録範囲内の主な建造物群には以下のものがある。世界遺産の主たる登録理由はルネサンス建築だが、上述の通り、登録範囲にはそれ以外の時代・様式の建造物群も多く残る。 サンタンドレーア聖堂 サンタンドレーア聖堂(英語版) (Basilica di Sant'Andrea) は、レオン・バッティスタ・アルベルティの設計に基づいて1472年から1494年に建造されたルネサンス様式の聖堂である。エルベ広場とマンテーニャ広場に面し、入り口近くの左側礼拝堂には画家アンドレア・マンテーニャの墓などがある。 サン・ロレンツォ円形聖堂 サン・ロレンツォ円形聖堂(英語版) (Rotonda di San Lorenzo) はエルベ広場をはさんでサンタンドレーア聖堂の向かい側に位置する円形聖堂で、単に「ロトンダ」とも呼ばれる。ロマネスク様式の建物で、11世紀の建造である。 ラジョーネ宮 ラジョーネ宮(英語版) (Palazzo della Ragione) はエルベ広場に面し、サン・ロレンツォ円形聖堂に隣接する。13世紀の建物で、ポルチコは15世紀のものである。 ドゥオーモ ドゥオーモ(英語版)ないしサン・ピエトロ大聖堂は、エルベ広場の北東、ソルデッロ広場に面する中世の大聖堂である。現在残るドゥオーモは、マニエリスム様式で16世紀に再建されたもので、部分的にロマネスク様式、ゴシック様式の要素も見られる。内装の設計者はジュリオ・ロマーノとされている。 ドゥカーレ宮殿 ドゥカーレ宮殿 (Palazzo Ducale) はソルデッロ広場に面するゴンザーガ家の旧城館で、13世紀から18世紀の建造だが、16世紀に建てられた部分が多い。内部はマンテーニャ、ジュリオ・ロマーノ、ピサネロらが手がけた美しい壁画で飾られている。また、ピーテル・パウル・ルーベンスの『ゴンザーガ公爵とその婦人』をはじめとする絵画も展示されている。 サン・ジョルジョ城 サン・ジョルジョ城(イタリア語版) (Castello di San Giorgio) は14世紀に建造された城塞で、ドゥカーレ宮殿と内部でつながっている。 学術劇場 学術劇場(イタリア語版) (Teatro Accademico Bibiena) は18世紀に建てられた劇場で、手がけたのはアントニオ・ビビエーナ(イタリア語版)である。内部のボックス席は4階建てになっている。 アルコ宮 アルコ宮(イタリア語版)は、エルベ広場などからは西方に離れたアルコ広場に面した建物で、18世紀末に建てられた。新古典主義様式の建物で、パッラーディオ様式の影響も指摘されている。 サン・セバスティアーノ聖堂 サン・セバスティアーノ聖堂(英語版)はエルベ広場からテ宮殿へと続く街路のひとつであるアチェルビ通りに面する聖堂で、レオン・バッティスタ・アルベルティが設計した。 マンテーニャの家 マンテーニャの家(イタリア語版) (Casa del Mantegna) はサン・セバスティアーノ聖堂のはす向かいに建っている邸宅で、1476年にマンテーニャ自身が設計したとされるレンガ造りの建物である。 テ宮殿 テ宮殿は、1525年から1535年にジュリオ・ロマーノが手がけたゴンザーガ家の離宮(ヴィラ)であり、マントヴァ市内のテジェト (Tejeto) という場所に建っていることからそれを略して「テ」宮殿と呼ばれている。マニエリスム様式で建てられており、内部の装飾を手がけたのもロマーノとその弟子とされている。
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