ポペットバルブ
きのこ形をしたバルブの総称。マッシュルームバルブ、きのこ弁ともいう。普通のエンジンの吸排気バルブはこのタイプに属する。傘部とステム部およびバルブスプリングと結合する軸端部とで構成され、直線往復運動をして傘部で通路の開閉を行う。これに対し、回転式のロータリー型や2ストロークエンジンのようなピストンスリーブ型のバルブ機構がある。
ポペットバルブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/23 08:21 UTC 版)
ポペットバルブ(英: Poppet Valve)は、JISにおいて「弁体が弁座シート面から直角方向に移動する形式のバルブ」と定義されている[1]。レシプロエンジンの吸気、掃気、排気を制御するために多く用いられる弁機構であり、特に自動車用エンジンなどでは単にバルブと呼ばれることも多い。
- ^ (JIS B 0142)油圧および空気圧用語による。
- ^ Poppet at Merriam-Webster
- ^ Puppet valve from 1913 Webster's dictionary
- ^ U.S. Patent No. 339809, "Puppet Valve", issued April 13, 1886
- ^ “How Poppet Valves Work”. lexairinc.com (2007年). 2007年6月28日閲覧。
- 1 ポペットバルブとは
- 2 ポペットバルブの概要
- 3 関連項目
ポペットバルブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 03:35 UTC 版)
キノコ形の弁が上下に動く事によって素早く開閉ができる。片側からの高圧に耐えられる為、主に内燃機関の燃焼室吸排気口(ポート)に使用される。
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