ノベルティとは? わかりやすく解説

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ノベルティ

【英】novelty

特殊広告一種で、社名商品名入れて無料進呈する贈りもの総称かつては景品広告実用品広告呼ばれたこともあり、またスペシャリティ広告呼ばれることもある(ライターボールペンなどに社名など入れたもの)。これは企業商品知名度イメージ高め維持するうえで役立つことはもちろんであるが、集客という面で大きな効果がある。こうした効果発揮されるためには、顧客にとって魅力のあるものをノベルティとして選定することが必要である。

ノベルティ novelty


ノベルティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/13 07:25 UTC 版)

RCA社が配布したノベルティ

ノベルティnovelty item)とは自己宣伝商品宣伝のため団体個人が無料配布する記念品。「ノベルティアイテム」「ノベルティグッズ」などとも表現する。

概要

ノベルティは、消費者が商品を購入する際などに伴い贈られる物である。ただしマーケティング業界において、「ノベルティ」はあくまで広告を目的として配布されるものとされており、購入者への特典として配布される「プレミアム」とは区別されている。品物は、企業や製品ブランド名が入った実用品が多く、携帯ストラップキーホルダーといった小物、あるいはカレンダーマウスパッドなど、その形態は多様である。

ノベルティを媒体とした、マスコミを使用しない広告を「スペシャリティ広告(特殊広告)」という。

ノベルティは市販品と違って配布チャネルが限定されており、さらには元々生産数を絞った限定品であるものも多く、中にはそれだけのために商品開発から始めることもあるなど、実用性だけでなく希少性によって消費者への魅力を高めて商品の販促につなげる試みがなされている。またテレビラジオ番組等では投稿や番組収録への協力の謝礼品として配布されることもあり、昨今ではそれをイベント放送局の売店や提携ショップなどで販売する例も多く、放送局の番組以外の収益として注目されることもある。

ノベルティは販売促進[1]の一環として行われ、消費者に対して企業や製品の存在を身近に感じてもらうことを目的とする。しかし、消費者がノベルティによって商品・サービスを選ぶようになると、質の良くない商品や価格の高いものを買わされて不利益を受けてしまうおそれがある。このような不利益を消費者が受けることがないように、ノベルティの最高額、総額などは不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)により制限されている。

ノベルティアイス

ノベルティアイスとは、廉価なアイスクリームの事である。高級アイスである「プレミアムアイス」と対比される。このように、日本のマーケティング業界において「ノベルティ」が「廉価品」という意味で使われる場合もある[2]

英語の「novelty」

撃つと旗が出るピストルと、押すと水が出るライター

英語の「novelty」は、ラテン語の「novus」(英語の「new」に相当)に由来する言葉で、 「目新しい斬新な」などの意味を持つ言葉である。またそこから派生して、「珍奇な」「見慣れない」などの意味でも使われる。現代では、さらにそこから派生して「変なおもちゃ」「ジョークグッズ」「よく解らないお土産」などの意味でも使われており、その中に「企業の広告を入れたアイテム」も含まれている。ただし、「メーカーがくれた変なお土産」ではなく「メーカーが販促の為に頒布した商品」という観点からでは、普通は「販促品」(en:Promotional merchandise)という。

コレクターズアイテムとして

ノベルティは、一部の好事家にはコレクターズアイテムとしても人気を博している。ノベルティは主にキャンペーンイベントで添付・配布される「非売品」であり市販されておらず、元々の入手経路が特殊である。また製造メーカーにオリジナルとして特注された希少品も存在することから、収集が難しいという側面がある。そのためプレミアムな価値が付くこともある。

例としては「煙草の定番銘柄発売○周年を記念して限定生産され、愛用者キャンペーンでプレゼントされた銘柄ロゴ入りのオイルライターのZippo」や、ボトルキャップブームを創り出したペプシコーラの首掛けノベルティ等がある。なおZippoでは起業当初から「ヴェスト・ポケット・コンタクト」と題したノベルティとしての戦略により、多様な製品が存在している(→ジッポー#沿革)。

ほかに人気が過熱した事例として、特定のアイドルが起用されたテレホンカードや、コンシューマーゲーム機用ゲームソフトがある。

テレホンカードは市販品を含め、トレーディングカードの一種として収集・交換・転売がブームとなった時期があり、希少なものや人気の高いものは、度数にかかわらず、取引価格が数十万円に達した。

ノベルティのゲーム

1980年代から1990年代にかけて、企業がノベルティグッズとしてゲームソフトを作ることが流行した。味の素の『もと子ちゃんのワンダーキッチン』(1993年)や日清食品の『U.F.O.仮面ヤキソバン ケトラーの黒い陰謀』(1994年)といった、完全なオリジナル作品として企画製作されたものや、永谷園の『帰ってきたマリオブラザーズ』(1988年)など、市販品の特別バージョンを提供したものなどがある。

特に日清食品は1993年から1995年にかけて『U.F.O.』の大掛かりなキャンペーンを行い、1994年のキャンペーンでは「ヤキソバン一輪車」「ヤキソバン変身寝袋」などとともに、非売品のスーパーファミコン用ゲームソフト「UFO仮面ヤキソバン」をノベルティとして応募者にプレゼントした。当時はスーパーファミコンの流行がピークであったこともあり、最盛期には中古市場で数万円前後のプレミアム価格を記録したとされる。

なお『UFO仮面ヤキソバン』はあまりの人気から、キャンペーン終了から数か月後にプレゼント版から若干手直しされた市販版が発売されて、中古価格が暴落した。

脚注

  1. ^ 販売促進 - コトバンク(更新日不明)2018年11月2日閲覧
  2. ^ ノベルティ - Weblio流通用語(更新日不明)2018年11月2日閲覧

関連項目


ノベルティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/11 09:00 UTC 版)

栗田善成のまずはラジオでおつかれさん」の記事における「ノベルティ」の解説

放送終了時艶消しA班」のノベルティは、博多の女尾形大作CDセット。 「艶だしB班」のノベルティは、「さつま焼酎伊佐錦」の五合瓶(2008年4月~)紹介するときは栗田が「さつま焼酎・黒伊佐錦 五合瓶」と言った後、徳永福本が「びんびん」と紹介している。(以前は「ごんごんと言っていた。) 過去 艶だしB班麦焼酎の「壱岐っ娘」(2007年8月2008年3月紹介するときは栗田が「モンドセレクション受賞麦焼酎壱岐っ娘」と言った後、徳永福本が「いや~ん」と紹介していた。徳永場合は「いや~ん」の後、栗田から「やめなさい!」とツッコミが入ることが多かった麦焼酎の「直会」(2007年7月紹介するときは栗田が「麦焼酎直会」の後、徳永福本が「パンパン手拍子付き)」と紹介していた。 米焼酎の「酵母」(~2007年6月紹介するときは栗田が「米焼酎」の後、徳永揃って酵母」と紹介していた。福本担当日の場合栗田1人紹介していた。

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