トーチウッド3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 06:02 UTC 版)
「ジャック・ハークネス」の記事における「トーチウッド3」の解説
ダーレクに破壊された地球の再興に尽くしたのち、時空操作機を用いて21世紀の地球へ帰還しようとするが、誤って1869年に漂着してしまう。1892年にエリス島で心臓を撃ち抜かれるも蘇生し、自身がローズの力で不死身になったことを悟る。21世紀になればドクターに出会えるとの予言を受けてカーディフで待ち続けるうち、ドクターを捜していたことと不死身であることから当時のトーチウッド3に捕獲される。自由契約という形でトーチウッド3に雇用され、21世紀でドクターと再会するためにトーチウッド3で100年以上の時を過ごす。 この間に様々な経験をしており、1909年には軍用列車で同胞が妖精に襲われ全滅している。1918年にはトーチウッドでジャックに次ぐ勤続年数のトーマス・ブロックレスを迎えており、将来発生するタイムシフト現象を解決するために彼を冷凍保存する。1927年には自身のビザを盗んで渡米を計画したイタリア人男性アンジェロ・コラサントと出会い、彼とともに第二次世界大戦に関わる歴史改変を食い止めたが、その際に警察に逮捕されたアンジェロの恨みを買って殺害され、不死性が露呈してしまう。不死性を知った他の民衆から悪魔扱いされたジャックは毎日殺害され続け、アンジェロを拒絶し1人で去ることとなった。1965年には電波の周波数から456と命名されたエイリアンが地球に来訪し、新型インフルエンザの抗ウイルス剤と引き換えに12人の地球人の子どもの引き渡しをジャックが担当した。 1999年12月31日、21世紀の未来を見て絶望した当時のトーチウッド3のリーダーであったアレックスが、トーチウッドのメンバーを全員殺害した末に自殺し、リーダーの座をジャックに譲った。これを以てジャックはトーチウッド3のリーダーとなり、国家機密に接触したとして無期禁固中の科学者トシコ・サトウ、恋人を寄生エイリアンに殺害されたオーウェン・ハーパー、カナリー・ワーフの戦いで居場所を失った元トーチウッド1の職員イアント・ジョーンズを仲間に加える。スージー・コステロもトーチウッド3のメンバーであったが、彼女は三叉ナイフによる殺人事件を繰り返した後、それがジャックに発覚して拳銃自殺をした。三叉ナイフによる連続殺人事件を捜査していた婦警グウェン・クーパーと出会い、彼女をトーチウッド3の新メンバーとした。 グウェンを加えたトーチウッドメンバーはカーディフに開いた時空間の裂け目に関する事案をいくつも対処してきたが、ジャックとトシコが1941年に閉じ込められてしまい、彼らを救出しようとオーウェンが裂け目を拡張したために、歴史上の様々な生物や物体が21世紀の地球に出現することとなった。裂け目をもう一度開けば全てを元に戻せると主張する他のメンバーの制止に走った結果、ジャックはオーウェンに射殺され、裂け目の開放を許してしまう。裂け目からは殺戮の神アバドンが出現し、ジャックは自らの持つ無限の命をアバドンに吸収させてアバドンを倒し世界を救った。
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