チャルカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/21 06:07 UTC 版)
マハトマ・ガンディーは、インドの糸車であるチャルカを使い、毎日みずからインド産の綿花から綿糸を紡ぐことを日課にした。これは「働かない日に食べるパンは、盗んだパンである」という信条の実践であるとともに、インド人がプランテーションで原料作物の綿花を作り、イギリスの工場で生産された製品の綿布を輸入消費する、植民地経済を拒否する政治的な意思表示であった。のちにガンジーのチャルカはインド独立運動の象徴となり、一時期インド国旗にもデザインされた。 チャルカは箱にも入る携帯式の小さな糸車だが、上記のグレート・ホイールと同様の仕組みで、はずみ車を手で回し、糸に撚りをかけるようになっている。糸を巻くときにははずみ車を止める必要がある。
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