ガス層
読み方: がすそう
【英】: gas reservoir
同義語: コンデンセート・レザーバー
【英】: gas reservoir
同義語: コンデンセート・レザーバー
天然ガス(メタンを主成分とする炭化水素系の気体)が賦存している地層をいい、天然ガスの層内における存在形態により、天然ガスが水に溶解している水溶性天然ガス層と液状の石油を全く、ないしはわずかしか伴わない構造性天然ガス層または遊離型天然ガス層とに分類される。 ガス成分は、前者ではほとんどがメタンである。後者ではメタンが主成分であるが、エタン以上の成分をも含有することが多く、その組成はガス層ごとに大きく変化する。そのため、当初は液状の炭化水素を全く産出しないガス層でも、生産によってガス層圧力が低下してくると、層内で液化分が生じることがあり、これをガス・コンデンセート層と呼ぶ。これに対し、ガス層圧力が低下しても液化分が生じないものを単相ガス層またはドライ・ガス層と呼ぶ。このようなガス層が一つもしくは複数存在し、商業的に生産が行われているとき、ガス層の分布域をガス田(gas field)という。 |
コンデンセート・レザーバー
ガス層と同じ種類の言葉
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