アゾールとは? わかりやすく解説

4‐アミノフェノール

分子式C6H7NO
その他の名称アゾール、ウナール、シトール、ロジナール、パラノール、アクチボール、ウルソールP、セルチナール、ベンゾフルP、Azol、Unal、Citol、Activol、Paranol、Rodinal、Ursol P、Certinal、C.I.76550、Benzofur P、4-Aminophenol、C.I.Oxidation Base 6、C.I.オキシデーションベース6、ウルソールPベース、ペラゴールPベース、ペラゴールグレーPベース、Ursol P Base、Pelagol P Base、Pelagol Grey P Base、p-Aminophenol、p-Hydroxyaniline、パラ-アミノフェノール、4-Hydroxyaniline
体系名:4-ヒドロキシアニリン、p-アミノフェノール、4-アミノフェノール、p-ヒドロキシアニリン


ピロール

分子式C4H5N
その他の名称ピロール、Pyrrole、1H-Pyrrole、Divinylenimine、ジビニレンイミン、イミドール、アゾール、Pyrrol、Monopyrrole、Imidole、Azole、モノピロール
体系名:1H-ピロール


アゾール

名前 Asor; Azor

アゾール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/13 21:24 UTC 版)

アゾール(azole)とは、窒素を1つ以上含む複素5員環化合物の総称である[1]IUPAC命名法の基準となる拡張ハンチュ-ウィドマン命名法で窒素を含む複素5員環化合物の語幹が "-azole" となることに由来する。本来ピロールは許容慣用名であり、IUPAC組織名では1H-アゾールである。

アゾール類は2つの二重結合を有し、芳香族性を示す。

命名法

アゾール類は次に示す許容慣用名[2]以外は拡張ハンチュ-ウィドマン命名法に従って命名される[3]

拡張ハンチュ-ウィドマン命名法では窒素原子数に応じて含窒素複素5員環化合物は

  1. アゾール (azole)
  2. ジアゾール (diazole)
  3. トリアゾール (triazole)
  4. テトラゾール (tetrazole)

と呼ばれる。また、窒素以外の複素元素(酸素硫黄)も置換されたアゾール類のIUPAC組織名はハンチュ-ウィドマン命名法を基に数詞と共に "Oxa"、"thia" を使った置換命名法("a"命名法)で命名される。

例〉1,3,4-チアジアゾール (1,3,4-thiadiazole)

化合物

窒素原子のみ
N,O化合物
N,S化合物

脚注

  1. ^ この稿では総称であることを強調する場合はアゾール類と記す。
  2. ^ Rule B-2, Recommendations 1979, IUPAC IUPAC Nomenclature of Organic Chemistry
  3. ^ Rule B-1, Recommendations 1979, IUPAC IUPAC Nomenclature of Organic Chemistry

参考文献

  • 長倉三郎 ほか(編)「アゾール」『岩波理化学辞典』第5版 CD-ROM版、岩波書店、1998年。

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