と‐か
[連語]
《格助詞「と」+副助詞「か」》はっきりしない事柄を指示する意を表す。「家族が病気だ—で困っているらしい」
[補説] 中世以前の「とか」は、「か」を係助詞として扱うのが普通。
1 事物や動作・作用を例示的に並列・列挙する意を表す。「漱石—鴎外—といった文人」「見る—見ない—騒いでいる」→とかや
[補説] 「かゆいとか痛いなんて言っていられない」のように、末尾の事象(この文では「痛い」)に「とか」をつけない用い方もある。
2 断定を避け、あいまいにするために語の後に付ける。「学校—から帰る」
[補説] 1990年代前半から若者の間で使われ、すぐに大人にも広まった。多用する話し方を「とか弁」ともいう。→方(ほう) →的
と‐か〔‐クワ〕【徒過】
と‐か【渡河】
と‐か【都下】
登家
姓 | 読み方 |
---|---|
登家 | とか |
とか
「とか」の例文・使い方・用例・文例
- その子は帽子をきちんとかぶり直した
- 自分の事ぐらい自分で何とかできるさ
- あとからついて来てください
- 彼女はあとから思いついて買い物に行くつもりだと言った
- スーパーマーケットで私の財布があとかたもなく消えてしまった
- その子馬は生まれて間もなくなんとか独力で立ち上がることができた
- ひとかどの人は皆パーティーに招待された
- とかく都合の悪い時間に客人は来るものだ
- 彼女はなんとかバックで車庫に車を入れた
- トレーにのっているコーヒーのバランスをとりつつなんとかドアを開けることができた
- 私は床から本を拾おうとかがんだ
- 何とかして彼女のことを忘れようとしたが,できなかった
- その子を思うとかわいそうで胸が痛む
- 何の心配もなく暮らせたらどんなにいいことか
- 私は叫びたいという衝動を何とかこらえた
- 錠がカチッとかかった
- 我々は何とか期限内に取り引きを終えることができた
- 彼女は子供をなだめすかしてなんとかニンジンを食べさせた
- 彼らは計画をなんとかまとめあげた
- 彼女はくしを使って髪をとかした
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