宮川一朗太 デビュー作であの名俳優と本気の殴り合い 殺気を感じて目を開けると…

[ 2024年12月16日 21:20 ]

宮川一朗太
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 俳優の宮川一朗太(58)が15日放送のフジテレビ「なりゆき街道旅」(日曜正午)にゲスト出演。デビュー作で共演した今は亡き名俳優との思い出を語った。

 この日は番組MCを務めるお笑いトリオ「ハナコ」の岡部大(35)に加えて、宮川、女優の須藤理彩(48)、タレントの河合郁人(37)という4人で東京・神楽坂を“街ブラ”した。

 中学生のころに見たTBSの伝説的ドラマ「3年B組金八先生」がきっかけで芸能界入りを目指し、今年で芸能生活42年目。同ドラマに小学校時代の同級生が生徒役として出演しており、当時男子校に通っていた宮川は「可愛い女の子とドラマやってる」ことに激しく嫉妬し、「うらやましい!…役者になればいいんだ。あいつができるなら俺もできるはず!」と即座に俳優を目指すことを決めたという。

 そして、俳優養成所に入所してから約1年後に映画「家族ゲーム」のオーディションへ。

 当時はオーディションに落ちまくっており、「どうせ今回も落ちるんだろ」と投げやりな態度で面接へ向かい、何を聞かれても「やる気ないからそっぽ向いて“面白いこと?ないっすね”“特技?あぁ、ないっすね”。そしたら、主役のイメージにピッタリだ!って」と、とんとん拍子に主演デビューが決まったのだという。

 そして、そこで共演したのが昭和の名俳優、松田優作さん(1989年に40歳で死去)。「めちゃくちゃ厳しかった、仕事には」という印象が残っているといい、「ある日、ちょっと疲れてスタジオの隅で寝てたら殺気を感じて。ふっと目を開けたら、ここに優作さんの顔があって…」。

 顔と顔がくっつきそうなぐらいの距離で宮川をにらみつけていたという優作さんは「お前は寝に来てるのか」と一言。「(優作さんはドスのきいた)あの声で。(自分は)“とんでもありません!”って…」と苦笑いで回想した。

 それでも、「仕事にはストイックだから。殴り合うみたいな、叩き合うみたいなシーンの時に“お前、本気で来い!本気で来い!”って。で、お互いパン!パン!って(叩き合った)。でも、優作さんの手って凄い大きくて。包み込むようにパーン!ってやるんで、音は凄いんだけど痛くないんですよ。でも、優作さんは俺のところに来て“お前…痛かったぞ”って。優作さんに“痛かった”って言わせた男」と16歳当時を思い出して懐かしそうな宮川だった。

 

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