« (277)アポイントに一括登録する | トップページ | (279)smart clip でファイル出力して、vzでファイル整形する »

2008年7月29日 (火)

(278)シスマネデータを一括出力する

(278)シスマネデータを一括出力する

 

(277)でApointのデータの一括登録の方法をお話ししましたので、こんどはAppointを含むデータベース系全般についての一括出力の話です。以前にも(40)(64)でお話ししたことがありますが、別の面からお話しします。

 

私が知っている一括出力の方法は5種類あります。そのひとつひとつについてお話ししましょう。

 

A. まず、前項でお話しした「ぬ~」さんのapptoutというアプリケーションがあります。このapptouのドキュメントには、
  ===============================================
○機能      

 

    以下のファイルの情報を、CSV形式と相互に変換/登録します。

 

    1) *.adb ファイル(Appointment book)
    2) *.pdb ファイル(Phone book)
    3) *.gdb ファイル(DataBase)
    4) *.ndb ファイル(NoteTaker)

 

  ===============================================
 と書いてあります。
 データベース系全体で、インポート/エクスポートとも使えるアプリケーションです。
 本体プログラムは、    APPTOUT.EXE : プログラム本体 ですので、DOS上で使うプログラムです。

 

 私も何回か使ってみたのですが、うまく使えないことがあったため、使用をあきらめました。

 

B.   「入田 一」さんのDbCsv.exeというプログラムがあります。使ったことがあると思っていましたら、私は使ったことがないようです。このプログラムのドキュメントには、

 

  ===============================================
      DataBase for HP 200LX <-> CSV file Converter(DbCsv)  Ver. 0.12

 

 DbCsv.exe は HP200LX の Databaseのデータ( *.gdb, *.pdb, *.ndb )を CSV形式の
テキストファイルと相互変換するためのツールです。
  ===============================================
 と書いてあります。
 私は、あとで説明するようにsmart clip を使って出力するようになってしまったので、今後も使う可能性は少ないと思います。

 

C. 「木村 睦和」さんの L1DBIN.COM(テキストデータ --> データベースファイル)、L1OUT.COM (データベースファイル --> テキストデータ)という変換プログラムがあります。
 これもDOS上で動作するプログラムです。

 

 私は、一時、VZのDEFファイルにエイリアス登録していて、使っていたことがあります。

 

Scrn0002 D. 「OGASA」さんのDB2CSV.EXMというシスマネ上で動作するアプリケーションがあります。

 

Scrn0001  図のように、見やすい画面構成で操作も簡単です。特定の項目だけを抽出することもできます。

 

Scrn0003  ドキュメントに「対象となるデータは*.PDB, *.GDBだけです。*.NDB, *.ADB や *.WDBには対応していません」と書いてあります。「 *.NDBは、DBファイル名を指定すれば読み書きできます。しかしどうも現行バージョンは長い文字列の扱い時の動作が不安定でした」と書いてあるように、ノートテイカーのファイルも変換できるのですが、うまく行かないときもあります。

 

 しかし、EXMプログラムですので、シスマネ上で動作させることができるため、それなりに有用なプログラムだと思います。使い勝手も良いです。

 

E. 最後に説明するのが、シスマネアプリケーションの[MENU]に最初から備わっている[Print]の機能です。
 以前は、私は、アポイントもデータベースもノートテイカーも、そのまま「ファイルに出力」していました。そのファイルをVZ上で加工していました。

 

 しかし、(64)でお話ししたように、smart clip の機能の使い方を知ってから、アプリケーションの出力は、もっぱら、smartclipを使ってファイルに出力するようになりました。

 

 smartclip機能を使うと、データベース系のシスマネアプリから、カンマ区切りの形式(csvファイル)でも出力することができますので便利です。

 

 日常、ちょっとしたインポートでしたら、前項でお話ししたシステムマクロを使った方法で一括登録するのが楽だと思います。

 

 また、エクスポートも データベース変換プログラムを使うよりも、smart clipを使う方がかえって楽だと思います。

 

 数百件以上のレコードを含むデータベースの変換をする場合は、それぞれに使い勝手が違いますが、上記のA.~D.のプログラムを使ってみるのが良いと思います。

« (277)アポイントに一括登録する | トップページ | (279)smart clip でファイル出力して、vzでファイル整形する »

5. 200LXの操作(シスマネ内)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (278)シスマネデータを一括出力する:

« (277)アポイントに一括登録する | トップページ | (279)smart clip でファイル出力して、vzでファイル整形する »