2010/10/29
「BitDefenderコマンドライン版」
海外製(日本語対応)
最終更新:2009.8.17
容量:約695 KB
公式サイト:BitDefender - ビットディフェンダー
ダウンロードサイト:BitDefenderコマンドライン版 簡易インストーラ
関連2chスレ:セキュリティ板>【cool】BitDefender 30【統合】
「BitDefenderコマンドライン版」はBitDefenderフリー版からコマンドラインでのウィルス検査機能のみを抽出した非常駐型のセキュリティソフトです。右クリックメニューの登録以外はレジストリを使わないのでUSBメモリで持ち運べます。広告表示や使用期限などは特になく、検出率も優秀で、圧縮ファイル内の検査もしっかりとやってくれます。導入作業はやや面倒ですが一度入れてしまえば手軽に使えるのでおすすめです。※なお、相対パスには対応していない(バッチファイルを弄ればいけそうな気もしますが)ので自分はTrueCryptでUSBメモリのドライブレターを固定して使用しています。
(追記)
「簡易インストーラ」ではなく「簡易セットアッパー」からのインストールなら相対パスに対応していました。インストール方法や使い方については↓の記事で書き直しているのでこちらをご覧ください。
「BitDefenderコマンドライン版」をUSBメモリに入れて持ち運ぶ方法|USB Hacks !|USBメモリ徹底活用テクニック
主な機能、特徴
インストール方法
1.ダウンロードサイトから簡易インストーラ「bit_com.zip」をダウンロードして解凍する。
2.「bd_setup.exe」を起動してウィザードに従ってインストールする。(途中で「bitdefender_free_v10.exe」をダウンロードするように指示されるので適当な場所に保存してください)
3.インストールが完了したら「C:\Program Files\Common Files\Softwin\Bitdefender Scan Server」フォルダをUSBメモリ内にコピーする。(これでパソコンに入れたBitDefenderコマンドライン版はアンインストールしても構いません。)
4.「Bitdefender Scan Server」フォルダの中の「update.bat」と「bdcscan.bat」をエディタで開いて、「C:\Program Files\Common Files\Softwin\BitDefender Scan Server」というフォルダパスの部分を各々の環境のパスに置き換える。(自分の場合はUSBメモリをZドライブに固定して「BitDefender Scan Server」を「tools1」というフォルダに入れているので↓のような感じです。計4カ所置き換えます。)
「update.bat」
@echo off
cd /d "Z:\tools1\Bitdefender Scan Server"
bdc.exe /update
echo.
type Plugins\update.txt
echo.
echo.
echo アップデートは終了しました
echo.
pause
procterm conime.exe
「bdcscan.bat」
@echo off
cd /d "Z:\tools1\Bitdefender Scan Server"
bdc.exe /arc /mail /prompt /move /moves /infp="Z:\tools1\Bitdefender Scan Server\Infected" /susp="Z:\tools1\Bitdefender Scan Server\Suspected" /list %1
echo ウィルススキャンの結果は以上です
pause
procterm conime.exe
以上でインストール作業は完了です。
基本的な使い方
1.まず「update.bat」を実行してでウィルス定義を更新する。(初回時はけっこう時間がかかります。自分の場合は15分くらいでした。)
2.チェックしたいファイルを「bdcscan.bat」にドラッグ&ドロップする。
3.スキャンが始まり、問題なければ適当にキーを押して終了。
4.ウイルスが見つかった場合は赤い文字で表示され、以下の選択肢が出るので状況に合わせて対応するキーを押す。(ウイルスが1つ見つかったらその都度表示されます。)
Disinfect(修復)→d
Delete(削除)→l
Move(「Infected」フォルダに移動)→m
Ignore(無視)→i
Quit(何もせず終了)→q
最後に何かキーを押して終了です。なお、日本語は文字化けしますが問題ありません。
まとめ、感想
たぶん検出率は「ClamWin Portable」よりも優秀だと思うので、ウイルスチェック時のメインに使用しています。バッチファイルをランチャに登録したりX-Finderの右クリックメニューに登録すると使い勝手がよくなるのでおすすめです。ただ、今のままだとあまり汎用性がないので、できれば相対パスには対応させたいところです。
「BitDefenderコマンドライン版」
海外製(日本語対応)
最終更新:2009.8.17
容量:約695 KB
公式サイト:BitDefender - ビットディフェンダー
ダウンロードサイト:BitDefenderコマンドライン版 簡易インストーラ
関連2chスレ:セキュリティ板>【cool】BitDefender 30【統合】
「BitDefenderコマンドライン版」はBitDefenderフリー版からコマンドラインでのウィルス検査機能のみを抽出した非常駐型のセキュリティソフトです。右クリックメニューの登録以外はレジストリを使わないのでUSBメモリで持ち運べます。広告表示や使用期限などは特になく、検出率も優秀で、圧縮ファイル内の検査もしっかりとやってくれます。導入作業はやや面倒ですが一度入れてしまえば手軽に使えるのでおすすめです。
(追記)
「簡易インストーラ」ではなく「簡易セットアッパー」からのインストールなら相対パスに対応していました。インストール方法や使い方については↓の記事で書き直しているのでこちらをご覧ください。
「BitDefenderコマンドライン版」をUSBメモリに入れて持ち運ぶ方法|USB Hacks !|USBメモリ徹底活用テクニック
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主な機能、特徴
- バッチファイル(update.bat)を実行するだけでウィルス定義のアップデートができる
- バッチファイル(bdcscan.bat)にファイルをドラッグ&ドロップするだけでスキャンできる
- 圧縮ファイルのスキャンが可能
- 強力なウイルス検出/駆除能力
- 非常駐型なので常駐型のセキュリティソフトと競合しない
- 広告表示や使用期限が無い
インストール方法
1.ダウンロードサイトから簡易インストーラ「bit_com.zip」をダウンロードして解凍する。
2.「bd_setup.exe」を起動してウィザードに従ってインストールする。(途中で「bitdefender_free_v10.exe」をダウンロードするように指示されるので適当な場所に保存してください)
3.インストールが完了したら「C:\Program Files\Common Files\Softwin\Bitdefender Scan Server」フォルダをUSBメモリ内にコピーする。(これでパソコンに入れたBitDefenderコマンドライン版はアンインストールしても構いません。)
4.「Bitdefender Scan Server」フォルダの中の「update.bat」と「bdcscan.bat」をエディタで開いて、「C:\Program Files\Common Files\Softwin\BitDefender Scan Server」というフォルダパスの部分を各々の環境のパスに置き換える。(自分の場合はUSBメモリをZドライブに固定して「BitDefender Scan Server」を「tools1」というフォルダに入れているので↓のような感じです。計4カ所置き換えます。)
「update.bat」
@echo off
cd /d "Z:\tools1\Bitdefender Scan Server"
bdc.exe /update
echo.
type Plugins\update.txt
echo.
echo.
echo アップデートは終了しました
echo.
pause
procterm conime.exe
「bdcscan.bat」
@echo off
cd /d "Z:\tools1\Bitdefender Scan Server"
bdc.exe /arc /mail /prompt /move /moves /infp="Z:\tools1\Bitdefender Scan Server\Infected" /susp="Z:\tools1\Bitdefender Scan Server\Suspected" /list %1
echo ウィルススキャンの結果は以上です
pause
procterm conime.exe
以上でインストール作業は完了です。
基本的な使い方
1.まず「update.bat」を実行してでウィルス定義を更新する。(初回時はけっこう時間がかかります。自分の場合は15分くらいでした。)
2.チェックしたいファイルを「bdcscan.bat」にドラッグ&ドロップする。
3.スキャンが始まり、問題なければ適当にキーを押して終了。
4.ウイルスが見つかった場合は赤い文字で表示され、以下の選択肢が出るので状況に合わせて対応するキーを押す。(ウイルスが1つ見つかったらその都度表示されます。)
Disinfect(修復)→d
Delete(削除)→l
Move(「Infected」フォルダに移動)→m
Ignore(無視)→i
Quit(何もせず終了)→q
最後に何かキーを押して終了です。なお、日本語は文字化けしますが問題ありません。
まとめ、感想
たぶん検出率は「ClamWin Portable」よりも優秀だと思うので、ウイルスチェック時のメインに使用しています。バッチファイルをランチャに登録したりX-Finderの右クリックメニューに登録すると使い勝手がよくなるのでおすすめです。ただ、今のままだとあまり汎用性がないので、できれば相対パスには対応させたいところです。
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コメント
記事作成お疲れ様です。
bdcについて検索中にふらりと立ち寄った者です。
さて、相対パス~という件が良く解りませんでした。
コマンドプロンプトでのドライブ変更等の事でしょうか?
batファイル中の実行命令前に、例えば
cd /d %~dp0
bdc.exe /update
の様に記述してもダメですか?
日付からして、随分前の記事なので意味のない投稿でしょうかね(笑
2011/11/25 22:59URL
nameless #ftr86F3A[ 編集]
うわ、まさしく私が求めていた情報です。
お蔭様でうまく相対パス化できました。本当にありがとうございます。
お礼が遅れてしまい、すみません。
2012/01/14 14:59URL
USB Hacks !管理人 #-[ 編集]