2011/07/23

「BitThief」
海外製(日本未対応)
容量:約1.4 MB
ダウンロードページ(英語):BitThief - A Free Riding BitTorrent Client
「BitThief」はファイルのアップロードをせずにダウンロードができるBitTorrentクライアントです。通常のクライアントソフトは、ファイルをダウンロードするときには同時にアップロードもする必要がありますが、「BitThief」はダウンロード"のみ"に特化しているのが特徴です。常に新規ピアとして偽装したり、同時接続数の限界が500になっていたり(デフォルトでは120)、けっこう強引な設計になっています。(このため、トラッカーによっては弾かれてしまうので注意。)ここでは、「BitThief」のインストール方法や基本的な使い方について紹介していきます。
なお、「BitThief」を起動すると、レジストリは以下の場所に書き込まれました。(RegFromApp調べ)
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\ComDlg32\LastVisitedMRU]
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\ComDlg32\OpenSaveMRU\*]
インストール方法
BitThiefの動作にはJavaの実行環境が必要なので、ポータブル化するには「Java Portable Launcher」と「jPortable」も一緒にインストールする必要があります。とりあえず「JavaPortableLauncher」フォルダと「CommonFiles」フォルダの位置関係だけ注意してインストールしてください。
【導入手順】
1.このページから「jPortable」をダウンロードして、適当な場所にインストールする。(「Java」というフォルダが作成されます。)
2.「CommonFiles」という名前のフォルダを作成して、この中に↑の「Java」フォルダを入れる。
3.このページから「Java Portable Launcher」ダウンロードして、適当な場所にインストールする。
4.「JavaPortableLauncher」フォルダが作成されるので、これを「CommonFiles」フォルダと同じ階層に置く。
5.公式ページから「BitThief.jar」をダウンロードして、USBメモリ内の適当な場所に置く。
以上で完了です。JavaPortableLauncher.exeを実行するとファイルオープンのダイアログが出るので、ここで「BitThief.jar」を指定すればBitThiefが起動します。
開発者への情報送信を防止する方法
BitThiefは、デフォルトの状態だとIPアドレスやダウンロード情報などを開発者のサーバーに送信してしまうスパイウェアっぽい仕様になっています。(研究目的らしいのですが、ちょっと気持ち悪い感じです。)一応、File>Optionsで「Upload Statistics」のチェックを外せば情報は送られないとのことなんですが、なんとなく心配だったので↓のサイトを参考に、ソースファイルにも情報送信を防止するパッチを当ててみました。解凍や再圧縮にはWinRAR(紹介記事)を使用してます。
【設定手順】
1.「BitThief.jar」をWinRARにドラッグ&ドロップして、「bitthief.properties」と「bitthief-debug.properties」だけ解凍する。
2.「bitthief.properties」を適当なテキストエディタで開き、
# ET settings
et.enable = true
et.url = http://bitthief.ethz.ch/et.php
という部分を以下のように書き換える。
# ET settings
et.enable = false
et.url = NULL
3.「bitthief-debug.properties」も同じように書き換える。
4.再び「BitThief.jar」をWinRARにドラッグ&ドロップして、表示されたウィンドウに、書き換えた「bitthief.properties」と「bitthief-debug.properties」をドラッグ&ドロップする。
5.ダイアログが表示されるので、圧縮方法を「標準」にして「OK」をクリック。(これでBitThief.jar内に上書きコピーされます。圧縮率はお好みで。)
以上で完了です。
基本的な使い方
1.TorrentファイルをBitThiefのウィンドウにドラッグ&ドロップする。
(もしくはFile>New Dwonloadをクリックして、「Torrent Metafile」でTorrentファイルを選ぶ。)
2.「Destination Directory」で保存先フォルダを選ぶ。
3.「Start Download」をクリック。
以上でダウンロードが開始されます。
詳しい説明は以下のページを参考にしてください。

海外製(日本未対応)
容量:約1.4 MB
ダウンロードページ(英語):BitThief - A Free Riding BitTorrent Client
「BitThief」はファイルのアップロードをせずにダウンロードができるBitTorrentクライアントです。通常のクライアントソフトは、ファイルをダウンロードするときには同時にアップロードもする必要がありますが、「BitThief」はダウンロード"のみ"に特化しているのが特徴です。常に新規ピアとして偽装したり、同時接続数の限界が500になっていたり(デフォルトでは120)、けっこう強引な設計になっています。(このため、トラッカーによっては弾かれてしまうので注意。)ここでは、「BitThief」のインストール方法や基本的な使い方について紹介していきます。
なお、「BitThief」を起動すると、レジストリは以下の場所に書き込まれました。(RegFromApp調べ)
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\ComDlg32\LastVisitedMRU]
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\ComDlg32\OpenSaveMRU\*]
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インストール方法
BitThiefの動作にはJavaの実行環境が必要なので、ポータブル化するには「Java Portable Launcher」と「jPortable」も一緒にインストールする必要があります。とりあえず「JavaPortableLauncher」フォルダと「CommonFiles」フォルダの位置関係だけ注意してインストールしてください。
【導入手順】
1.このページから「jPortable」をダウンロードして、適当な場所にインストールする。(「Java」というフォルダが作成されます。)
2.「CommonFiles」という名前のフォルダを作成して、この中に↑の「Java」フォルダを入れる。
3.このページから「Java Portable Launcher」ダウンロードして、適当な場所にインストールする。
4.「JavaPortableLauncher」フォルダが作成されるので、これを「CommonFiles」フォルダと同じ階層に置く。
5.公式ページから「BitThief.jar」をダウンロードして、USBメモリ内の適当な場所に置く。
以上で完了です。JavaPortableLauncher.exeを実行するとファイルオープンのダイアログが出るので、ここで「BitThief.jar」を指定すればBitThiefが起動します。
開発者への情報送信を防止する方法
BitThiefは、デフォルトの状態だとIPアドレスやダウンロード情報などを開発者のサーバーに送信してしまうスパイウェアっぽい仕様になっています。(研究目的らしいのですが、ちょっと気持ち悪い感じです。)一応、File>Optionsで「Upload Statistics」のチェックを外せば情報は送られないとのことなんですが、なんとなく心配だったので↓のサイトを参考に、ソースファイルにも情報送信を防止するパッチを当ててみました。解凍や再圧縮にはWinRAR(紹介記事)を使用してます。
【設定手順】
1.「BitThief.jar」をWinRARにドラッグ&ドロップして、「bitthief.properties」と「bitthief-debug.properties」だけ解凍する。
2.「bitthief.properties」を適当なテキストエディタで開き、
# ET settings
et.enable = true
et.url = http://bitthief.ethz.ch/et.php
という部分を以下のように書き換える。
# ET settings
et.enable = false
et.url = NULL
3.「bitthief-debug.properties」も同じように書き換える。
4.再び「BitThief.jar」をWinRARにドラッグ&ドロップして、表示されたウィンドウに、書き換えた「bitthief.properties」と「bitthief-debug.properties」をドラッグ&ドロップする。
5.ダイアログが表示されるので、圧縮方法を「標準」にして「OK」をクリック。(これでBitThief.jar内に上書きコピーされます。圧縮率はお好みで。)
以上で完了です。
基本的な使い方
1.TorrentファイルをBitThiefのウィンドウにドラッグ&ドロップする。
(もしくはFile>New Dwonloadをクリックして、「Torrent Metafile」でTorrentファイルを選ぶ。)
2.「Destination Directory」で保存先フォルダを選ぶ。
3.「Start Download」をクリック。
以上でダウンロードが開始されます。
詳しい説明は以下のページを参考にしてください。
- BitThief:アップロード回避するBitTorrentクライアント - P2Pとかその辺のお話
- BitThiefの簡単なレビュー - P2Pとかその辺のお話
- BitThief、ユーザをスパイ:同意なくユーザデータを収集 - P2Pとかその辺のお話
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