新・たこの感想文

「羽化　ｅｍｅｒｇｅｎｃｅ」

国連と共同での作戦。葬儀社、クラスメイトのヴォイドを手に、集はガイの元へ向かう。そして、ガイは、いのりの肉体を器として真名の復活を狙う……

なんか、ＲＰＧのラストダンジョンみたい（笑）
戦いに行く前の綾瀬と集の会話とか、文字通り、最終決戦の前のそれぞれの一日を過ごす、というイベントシーンっぽいし、ダリルが自らを改造させる、なんていうのも……

さらに、国連軍はガイによって一蹴されたものの、集たちは基地へと侵入に成功。
その中で、敵を蹴散らしながらも、ウィルスに侵されたものたちから、その結晶を受け入れていく集。当然、自らの結晶化はどんどんと進行していく。

さらに、ガイのもとへ行くさなかに、それを妨害するように墓守が現れ、集と他の面々を分断。
そして、戦いの末、「絶望に抗って見せろ」と残して消失。そして、集はガイの元へ……
一方、葬儀社の面々の前にはダリルが現れる……


なんか、前回くらいまでが、バラバラになっていた面々が急激に集まり、過去の回想があって、と、この辺りもゲームっぽく感じたのだけど、今回は、結晶化した要塞とかそういうのの雰囲気がＦＦ辺りのラストダンジョンを思い浮かばせて、一度、そういう風に思ったらそれしか頭に浮かばなくなっていた。
まぁ、ここにきて着々と主な人物が死んでいっているわけだけど、さてどうなる？
真名の復活と、茎堂の狙いって言うのがどうつながるのか、ここに来てまだ「？」なところとかあるもので。

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