私的SBMの歩き方
ソーシャルブックマーク(SBM)には良くお世話になる。SBMにより、情報洪水(フラッディング)から逃れられるし、セレンディピティによる新たな気づきを得られる。
そんなSBMの私なりの歩き方。
基礎編
- SBMのコメントは最初は読まない
多くのSBMには一言コメントが書かれている。これを先に読んでしまうと先入観が生まれる。あえて読まずに、リンク先の情報にあたる。
- リンク先の情報を読んだ後に、SBMのコメントを読む
SBMのコメントを読むことで、ほかの人が何を考えているかを把握する。時間がない場合は、スキャニングまたはスキミングする。コメントにレイティングがされている場合*1はそれを参考にする。
- もう一度リンク先の情報を読む(オプショナル)
SBMのコメントを読むことで、新たな発見があったり、読み落としたり勘違いしていることに気づいた場合は、必要に応じて、再度リンク先の情報を読む。
- 気に入ったら、自分もブックマークする(オプショナル)
気に入ったら、自分もブックマークする。意見を言いたいときはコメントを加える。
時間短縮編
時間が無いとき、もしくはリンク先の情報(記事)がネタっぽいとき*2はこの方法。
- SBMのコメントを先に読む
SBMのコメントを先に読むことで、リンク先の情報を読むかどうかを決める。SBMに抜粋文(スニペット)が記載されていることも多いので、それでだいたいの内容をつかむ。
- 読む価値がないと判断した場合はそこで終わり
- 読む場合も争点になっている部分を中心に読む
ポイントを事前に絞っておくことで読む時間を短縮する。ある特定の話題を追っているときなどは特に有効。
- あとは基礎編の3以降と同じ
そのほかのTips
- 他人のストーカーになる(=自分と趣向の近い人のSBMをモニターする)
RSSやATOMでフィードが生成されているときは、それをフィードリーダーに登録する。
- 異なる分野のSBMを見てみる
SBMが分野ごとにわかれている場合には、自分の普段良く見る分野とは別の分野のSBMをあえて見てみる。
- 「あとで読む」は使わない
「あとで読む」タグを時間ができたら読むことを示すために使うこともあるだろう。だが、これはあまりお勧めしない。「あとで」は決してこない。情報洪水のもとだ。重要なものだったら、後から検索して見つかるはずだ。ただし、ほかの人が「あとで読む」タグをつけた情報は有用なものが多い。自己矛盾を起こしているTipsだが。
- 複数のSBMをあたってみる
SBMには同じような意見を持つ人が集まる傾向にある。異なるSBMをあたってみることで、幅広い意見に触れる。